読売より
震災後、いわきに残る人、出ていく人と様々でした。私も東京にいる親戚から、「いつでもおいで」と声をかけてもらっていました。でも、いわきを離れる勇気がありません。
私には3歳になる娘がいます。仕事がある夫だけ残し、私と娘だけ避難するという方法もあったと思います。しかし、家族が離ればなれになったら、娘も不安になるだろうと思うと、決心がつきませんでした。
福島第一原発が水素爆発を起こした後、ネット上のブログやツイッターには、
「早く逃げて!」「子どものためを思えば避難するべきだ」などの書き込みがいくつもあり、それを読むと、福島から離れなかった自分が責められているような気になることさえありました。「自分はバカ親か!」自責の念にかられました。私とは反対に、いわきから避難した人が、「逃げた」と思われることを気にしているという話も耳にしました。でも、私からすれば、「よくぞ決心した!」という思いです。いわき市では、多くの人の予想に反し、4月から学校が再開されることになりました。
県外などへと避難していた親子も戻らざるを得ない状況でした。「給食は大丈夫なのか」「外で体育の授業は受けさせられるのか」……。不安はつきません。
戻ってきた人も、外で遊ばせることはできません。
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