www.news-postseven.com/..より転写)
自然放射線の多いブラジル・ガラパリ 日本の6倍以上ある
2011/04/01 07:00
さすがに報道でも指摘されるようになったが、自然界にはもともと多くの放射性物質と放射線が存在する。これを自然放射線と呼ぶ。
主なものは、放射性物質を含む大地からの放射線、宇宙から注ぐ宇宙線、前章で触れた食品に含まれる放射線や体内物質からの放射線、さらに放射性の気体であるラドンを呼吸することで受ける放射線などだ。
世界平均で、
年間2.4ミリシーベルトの被曝量があるとされる。
特に自然放射線の多い地域として知られるのは、ブラジル南東岸のモナザイト岩石地帯である。ウランやトリウムを多く含む岩石のため、
年間10ミリシーベルトの被曝量がある。世界平均の4倍以上だ。
1970年代から80年代にかけ、この地域では盛んに健康調査が行なわれたが、その結果は、リンパ球細胞などで染色体異常の起きる確率が他の地域より高いことは確認されたものの、生まれる子供の性比、先天性異常、流産、死産、乳児死亡、受胎率、出産率などは他の地域と差がなかった。