にゃんだふる
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#560 [夾]
初めにアンタに近付いたのは後ろ姿がどことなく姉上に似ていたから
小さい頃よく姉上の後ろ姿を見つけては追い掛けていたその習慣が抜けきれてなかったのかもしれない
時が経つにつれアンタの隣を離れがたくなった
今アンタを見ても姉上のあの優しい雰囲気なんて出てやしない
ただ其処にあるのは別の優しい女の雰囲気だけなのに
何時からだったかか
雰囲気が違うということに気付いてもアンタの元へと通い続けたのは
アンタの背中が小さくて守ってやりたいと思い出したのは
でもまた消える
愛したい、と思えば思うほどアンタの命が儚いことを思い知らされる
これだから恋や愛だの知りたくなんてなかった
のめり込みたくなかったのに
アンタはまた消えるんだ
姉上と同じ、病気という魔の手で
俺はどうすればいい
どうすることも出来ない事を知っているのに
うは(´ω`)
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儚い子イメージ [jpg/32KB]
:10/01/11 17:18
:F01A
:☆☆☆
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