比野はそんな卑怯な男ではなかった。いや、好機だからここで撃っても構わなかったはず。しかしそれをしなかったのは、比野自身がそれで終わりにしてはつまらなかったからである。生きるか死ぬかの賭けであるにも関わらず、緊張感の無い男だ。それは腕の筋肉が痙攣してきて、自身の身体ごと回り始めた真実も同じと言えよう。
（さて、どうすっかな）
比野は真実を見て困ったものだ。大声で何事か喚きながら、真実の回転数が増しているのだ。見た目だけなら砲丸投げのそれに似ている。だが違うのだ。投げてしまうかもしれないそれは、砲丸ではなく、アタッシュケースなのだ。ある意味、砲丸投げ以上の危険性があるということだ。
「ぅぅぅぅぅぅっああああ!?」
「あ？」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

凄まじい音が響き、その後に「ギャラギャラ」という金属が擦れあう音が響く。それは一直線に比野へと飛んでいった。
「っ!!」
何かが来たとわかった時点で比野は横に三メートルほど飛び込んだ。その直後金属音を響かせるそれは、廃墟の壁にぶち当たり、凄まじいかつ、間抜けにも鐘のような音を響かせた。
アタッシュケース。比野は冷や汗を流し真実を見た。

これってあり、なし？(笑)
ある意味最強。比野が銃撃ってくるとき、盾に使えるとも思ったが、考え直したらアタッシュケースにゼロ距離射撃 はアタッシュケース自体に穴は空くと思うんだわ。しかしその先が分からない。比野が勝つ場合、中身の刃物を大破して真実の身体を貫くか、中身の刃物を避けた流れ弾が真実の胸を貫くか。真実が勝つ場合、比野が撃ちはなった弾丸が中身の刃物に命中しかし弾が跳ね返って自滅、アタッシュケースはダミーでアタッシュケースに比野を集中させてる間に真実はエモノを振り下ろしやすいよう移動して比野が気づいたときに笑いながら振り下ろす。あー……ここで互角になる場合は�Cが一番成功確率低く見えるから�Cかな？

うーん………なんか俺矛盾してるなあ。勝手に決めつけるのは繋がりが文章のみだからだよな。誰かに電話したい

ＮＤ＝人間としてどうよ？＝俺
意味深な話とか、愚痴とか批判とか一方的な意見とか、とりあえず感情がひしめき合って唸るような、そんな内容の話をしている方が面白いんだ。自分だって嫌な気分になるのに、生きてる気がする。何かがおかしいのだろうか？これはおかしいことなのだろうか。俺はおかしいのだろうか？いや、後者だけは有り得ない。俺みたいな奴他にもいる。
だからといって一方的に言われ続けるのは嫌だ。わがままだな。俺も人間も。



また意味の無い思考内容を書き込んだ。俺は惨めかつ、つまらない人間だな。そろそろ変わったらどうなんだ。

これ1054なんだあ。崖落ちしないで欲しいかな。あーあ、やっぱり見つかってやがったか。まああちこちまわれば分かるもんなあ

今日は落書きとフィルうぷろう。

やはり人の感性は違うものだ。感謝が出来ないわけではない。ただ、現在として見ると分からないだけなのだ。俺が嫌だと言うのとは別に前からこうだったと思う人、本来の目的を果たしてない人が多いと気がついた人、それでも自分はここが好きだと言う人。それが分からないだけなのだ。しかし、分かる必要はない。仮に個性だ。だから俺のこれだって個性なんだ。分かろうとしてきたけれど、そうしたら自分の意見が言えなくなっていた。分かろうとして、相手ばかり見ていたら、自身に自信が無くなってしまった。


だからしばらく考えることを控えてみるよ、人間の感情、意見、その他諸々について、ね？

まあまあ、最下層でも俺は書き込みが出来るのが不思議なんだけど、それは俺がここにいるからなのかな？

俺がいるなら崖落ちここないよね。わざわざ下まで来た意味がなくなってまうやんけ。

考えるだけ無駄だな。だが俺はそんなことが好きなんだろう？忌々しい限りだ我ながら。

猫が俺の部屋から出て行かない。いつまでも寝てるつもりなんだよ。可愛いから許す。だがお前俺に甘えすぎ、猫なら猫らしくツンしろ。今まで俺に噛みついてきたクセに。