ろっちんぐ(^^ω)

絵を描く。授業中にだ。
それはいい。私だってついついしてしまう。
ノート半ページにでかでかと描く。シャッシャッとシャーペンの音を鳴らす。態とかしてやたら音がでかい。
多少気になるがまだ許せる。だが…
「なあなあ小田君、出来たよ」
そう(でかい声で)言いながら１列程席が離れたアサイラ系男子の仲間に、自分のノートを見せる。
両手に持って顔の前に掲げる。
……解せぬ。

ｸｯｿﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗｗｗこれは

ｸｯｿﾜﾛてる場合でもなかった！！！！！！ろっちゃんお久しぶりぶりうんこ°･(ノД`)･°･

なんともいえない画力である。私だって絵が上手い訳ではない。だが絵が好きであるので、眼ぐらいはある。
ドラゴンボールと金色のガッシュベルと遊戯王を足してかつ７で割ったような感じだ。つまり形容しがたいのだ。
一応こんな感じと思い浮かべながら描いてみたが、正直いってこれでもかなり盛っているほうだ。
もっとひどい…のだ。残念ながら……
バランス皆無、何故か横顔ｏｒ右向き、髪型サイヤ人遊戯、迷い線多数、
…それは絵を描く者でなくても、「なんか微妙」と感じてしまうような…
そんな……絵なのだ。

すな°･(ノД`)･°･
元気か°･(ノД`)･°･

ごっつい元気よ°･(ノД`)･°･
元気だったかい°･(ノД`)･°･

さて、彼(以下アサ男としよう)の席は廊下側の端である。
私の席は偶然にも、アサ男と小田くん(ｵﾀｸﾝ、仮名)の間の列なのだ。
そして、私の２つ前、かつアサ男の隣の席には、クラスでもザ・モースト・リア充な女の子が座っている。
さらにそのリア子の周りには、リア充グループが偶然にも集まっている。
アサ男は私のクラスのアサイラ系男子の中でもザ・モースト・アサーティブな男だ。
彼がリア子に反応してもらいたがっていることは誰の目に見ても明らかである。

≫すな

適度に受験ノイローゼ経験してた°･(ノД`)･°･

>>466
続き待機

>>467
あれま、ろっちゃん今年受験？( ﾟёﾟ)
もう卒業したかと思っとった
おつかれヾ(･8･　)

しかしリア子も暇ではない。アサ男が自分に話しかけて来ない限りは会話をしない体である。

小田「ちょっｗｗｗｗおまｗｗ今授業中！！ﾌﾋﾋ」
(私、戦慄)
アサ男「ﾌﾋｯｗｗｗｗいいから見ろってｗｗｗｗ」
(アサ男、床にノートを置き、小田のもとまで滑らす)(なぜか手つきがバーテンのよう)(ノートを滑らせた手をしばしフリーズさせ、目線を上げ、ニヤッ)(私、戦慄)
小田「ｳﾎｗｗｗｗ」
(ここで、小田の前後になぜか偶然にも集まっているアサイラ系男子が小田の手元を覗きこむ)
「ｱｱサ男やるなｗｗｗｗｗアサ男やるなｗｗｗｗｗ」「ｸﾞｸﾞﾌｗｗｗｗｗ」小田「ｺｯこれなんかチョーうめーしｗｗｗｗｗ」「「ｗｗｗｗ」」