すいません

いきているのは
わたしだけ

『数えてごらん歩いた道のかずを』

夢枕　に　現
ゆめまくらうつつ

セカイイチ

姿形なんていらないなあ

ひろがることをおそれたら宇宙は生まれなかった

『あと少ししたら宇宙は収縮をはじめるんだよ、質量を失った空間は膨大な宇宙のうちではほんの少しずつだけど、いずれまた宇宙は無になるんだ、でもたぶんねブラックホールや大きな超銀河団を巻き込んだらなにかしらを引き起こしてしまうと思うんだ、まあ大きな宇宙じゃあ関係ないかもね、ほら、魚座の向こうの向こうのあの星も、銀河団なんだけどね、あれだって今大きな惑星が寿命を終えて大爆発を起こしているんだ。光すら見えないでしょう？でもあの惑星を含む銀河は大量のガスと塵芥で破滅を迎えたの、地球からはなにも見えない。だからまあ、』

きみのはなしはわかりづらい。

『宇宙の終わりなんか、ぼくらには関係ないんだ』

おだいでかこう

ほんとえがすきね！わたし！

　ゆが

ふやしてきた