画交&雑談byリナ

幸福の王子さま4/7

　
『それゎ出来ません、王子さま、ぁなたの目をくりぬくなんて！』
『ぉ願ぃだから、私の頼みを聞ぃてくるたまぇ。』王子ゎ後へひかず、ﾂﾊﾞﾒゎ仕方なくｻﾌｧｨｧの目を一つ、くりぬぃて、そのおじぃさんのところに持っていきました。
次の夜、王子ゎﾂﾊﾞﾒに頼みました。『小さなﾂﾊﾞﾒょ、もぅ一晩とどまってくれなぃか。外国からこの町に移ってきた難民の一家がいる。もぅ一つの目をくりぬけば、それを売って部屋が借りれるだろぅ。』
『でも、それでゎぁなたゎ目が見ぇなくなってしまぃます。』
王子ゎ答ぇました。『私にゎ心の目がぁる。』

幸福の王子さま5/7

ﾂﾊﾞﾒゎ王子のもぅ一つの目をくちばしでつつぃてくりぬき、それを難民の一家のところに持っていきました。
王子のもとに戻るどﾂﾊﾞﾒゎ言ぃました。『王子さま、私ゎｴｼﾞﾌﾟﾄに旅立つのゎやめて、ぁなたのおそばとどまることにしました。ぁなたゎ目が見ぇなくなってしまゎれました。そんなぁなたを残して行くわけにゎいきません。』
それからと言ぅもの、ﾂﾊﾞﾒゎ日中町のぁちこちに飛んでいき、一番困っている人達がどこにいるか、探り出しました。
ﾂﾊﾞﾒの報告を聞いて、王子ゎ自分の体を覆っている金箔を塗った板を一枚また一枚とくちばしで剥がすょぅに命じました。
ﾂﾊﾞﾒゎそれを町で一番困っている人々のところに運びました。

幸福の王子さま6/7

不思議なことに、王子ゎ金箔を剥がされ、貧しくなるにつれて、とても幸福そぅに見ぇました。ﾂﾊﾞﾒの心の内にも喜びが湧き溢れてぃました。
ゃがて寒ぃ季節がきました。ﾂﾊﾞﾒゎ自分がやがて死ぬだろぅといぅｺﾄを知ってぃました。
『王子さま』とﾂﾊﾞﾒわささゃきました。『私ゎもぅじきあなたのおそばを離れなければなりません。』
『あぁ忠実なﾂﾊﾞﾒょ、いょいょｪｼﾞﾌﾟﾄに旅立つのだね？』
『いぃぇ、今となってゎ、それゎもぅかなぃません』と最後の息を振り絞ってﾂﾊﾞﾒゎ呟き、王子の像の足もとに倒れてしにました。

幸福の王子さま7/7

　
そのとき王子の鉛の心臓ゎ２つに割れたのでした。
王子の像ゎ見る影もなくみすぼらしくなり、町の人々ゎそれを取り外して、炉に投げ入れ溶かしました。
王子の心臓だけが熱ぃ火にも溶けずに残って居ました。町の人々ゎﾂﾊﾞﾒの死骸ともども王子の心臓をゴミの山に捨てました。
『この町でもっとも美しぃものを２つ、持ってきなさい』と神様が天使にお命じになりました。天使ゎゴミの山のところに飛んでいき、幸福な王子の心臓と小さなﾂﾊﾞﾒの死骸を持って戻ってきました。
『あぁ、素晴らしぃものを選んだね』と神様ゎおっしゃいました。『この２つゎ私の王国でいつも私の一番近くに居ることだろぅ。私の民を愛し、すべてをその為に捧げた者のよすがなのだから。』

ぁたしさー幸福の王子さま好きなんだぁー