この話しで僕は泣きました
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#435 []
高校二年生頃パチンコにのめり込んでしまい、バイト代だけでは遊ぶ金が足りなくなっていた。ある日、夜中に家に帰宅すると親父の財布がリビングのテーブルの上に置いてあった。

中を見ると五万円ほどの現金が入っていた。
俺は一万円を親父の財布から抜き取ってしまった。

そこから毎日のように親父の財布から金を抜き取っていた。
合計は二十万円ほどだろうか。
そんな日々がしばらく続いたある日、親父が母さんに怒っている声で目が覚めた。

自分の部屋からリビングに行くと母さんが泣いていた。

どうしたの?と聞くと親父にお前は部屋にいろと言われた。
部屋に戻り、しばらくすると親父が俺の部屋に来て聞いてきた。
「最近財布から金が減っている。こんなことお前に聞きたくないしお前を疑っているわけじゃない。本当にこんなこと聞いて申し訳ないと思っている…お前じゃないよな?」

俺は普段鬼のように怖い親父が泣きそうな顔をして言ってるのを見て「絶対俺じゃない。」と言ってしまった。

それを聞いた親父は「そうだよな、お前じゃなくて本当によかった。本当にこんなことを自分の息子に聞いちまって申し訳ない。俺って情けないな」と言ってリビングに戻っていった。

今でもこのこと真実を親父に話せずにいる。

⏰:09/02/25 06:12 📱:SH905i 🆔:2QxITJ8I


#436 [名前のない生活]
>>2
胸が締め付けられた

が、私の彼氏は母親を大事にし過ぎて超マザコンです 涙

⏰:09/02/25 20:47 📱:SH906i 🆔:O/HldQnw


#437 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
【最高のママ】
493 :おさかなくわえた名無しさん :04/12/12 18:30:29

もう10年も前の話。
妻が他界して1年がたった頃、当時8歳の娘と3歳の息子がいた。
妻がいなくなったことをまだ理解できないでいる息子に対して、
私はどう接してやればいいのか、父親としての不甲斐なさに悩まされていた。

実際私も、妻の面影を追う毎日であった。
寂しさが家中を包み込んでいるようだった。
そんな時、私は仕事の都合で家を空けることになり、
実家の母にしばらくきてもらうことになった。


出張中、何度も自宅へ電話をかけ、子供たちの声を聞いた。
2人を安心させるつもりだったが、心安らぐのは私のほうだった気がする。

そんな矢先、息子の通っている幼稚園の運動会があった。
“ママとおどろう”だったか、そんなタイトルのプログラムがあり、
園児と母親が手をつなぎ、輪になってお遊戯をするような内容だった。
こんなときにそんなプログラムを組むなんて・・・

「まぁ、行くよ♪」 娘だった。
息子も笑顔で娘の手をとり、二人は楽しそうに走っていった。
一瞬、私は訳が分からずに呆然としていた。
隣に座っていた母がこう言った。

⏰:09/02/26 10:17 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#438 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
あなたがこの間、九州へ行っていた時に、
正樹はいつものように泣いて、お姉ちゃんを困らせていたのね。
そうしたら、お姉ちゃんは正樹に、
「ママはもういなくなっちゃったけど、お姉ちゃんがいるでしょ?」
「本当はパパだってとってもさみしいの、」
「だけどパパは泣いたりしないでしょ?」
「それはね、パパが男の子だからなんだよ。まぁも男の子だよね。」
「だから、だいじょうぶだよね?」
「お姉ちゃんが、パパとまぁのママになるから。」
そう言っていたのよ。

何ということだ。
娘が私の変わりにこの家を守ろうとしている。
場所もわきまえず、流れてくる涙を止めることが出来なかった。

10年たった今、無性にあの頃のことを思い出し、また涙が出てくる。
来年から上京する娘、おとうさんは君に何かしてあげられたかい?

君に今、どうしても伝えたいことがある。
支えてくれてありがとう。君は最高のママだったよ。
私にとっても、正樹にとっても。
ありがとう。

⏰:09/02/26 10:18 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#439 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
【あひるさんの思い出】
二度の脳梗塞で重度の障害が残った夫は、狭心症発作を繰り返しながら自宅療養を続けている。人との接触を求めて、時々外出する。

冬の一日、急に思い立って遊園地へ行った。

広場の隅に車椅子を止め、私は傍らに立って元気に走り回る子供達を見ていた。思ったより寒く、早く帰らねばと思った。

その時広場に歓声があがった。ドナルドダックの着ぐるみを着た人が現れ、子供達がどっと駆け寄ったのだ。

ところがそのあひるさんは、子供達をかき分けてどんどん駆けて、こちらへ近付いてくる。広場の隅にいる私たちの方へ……。

車椅子に乗った夫の前へ来ると、大きく一礼して大きな手で夫の背中を撫でてくれる。二度、三度、突然の出来事に私達も周りの人も驚いた。

夫の背中を大きく撫でて、今度は私の腕をさすり、両手で包み込んでくれる。大きな白い温かい手で……。

優しさが老二人を包み、その温かさが周りに広がり、見ていた人達の間から拍手が起こった。

夫の顔を見ると、涙がほろほろ頬を伝っている。

風の冷たさを忘れた。
「優しさをありがとう」と言うのが精一杯の感謝の言葉。

あひるさんはウンウンと頷いてもう一度夫の背中を撫でて、子供達の方へ駆けていった。

思いがけない出来事だった。着ぐるみだからお顔は見えない、お声も聞けなかった。けれど、優しさと励ましのお心はしっかりといただいた。病む夫にも、介護の私にも元気をくださったあひるさん、ありがとう。

⏰:09/02/26 10:23 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#440 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
【母のおにぎり】
おととしの、秋の話しです。
私が小学校5年の時に家をでて、居場所のわからなかった母に、
祖母の葬式の時、23年振りで、顔をあわせました。
その時、母の家に遊びに行く約束をしました。

その日は、私が料理を作りました。
ハンバーグと肉じゃがと、簡単なサラダです。
2人で食事をして、お酒を飲んで、
はじめはあたりさわりのない話しをしてましたが、
だんだん、「何故いなくなったのか?」という話しになりました。
母はたんたんと話します。
私も、母がつらくならないように、途中、冗談を入れながら、
聞きました。

帰る時、「今日はおかあちゃん、なんも できひんかってごめんな。」と、
言ったので、私は「ほな、残ったごはんで、おにぎり作って」と言いました。
母は、「そんなんで、ええんか」と笑いながら作ってくれました。

帰り、駅からタクシーに乗りました。
今日のことを思い出しているうちに、不覚にも涙がててきました。
運転手さんがびっくりして、「気分悪いんか?」と
聞かはりました。私は、
「いえ、なんか、嬉しくって、泣けてきちゃったんです」と、
泣き笑いしながら、運転手さんに、今日の事を短く話しました。

すると、運転手さんも一緒に泣き出してしまいました。
「よかったな、よかったな」と鼻水まですすってました。

家に持って帰ってきたおにぎりは、冷凍庫にいれて、
元気のない日に、1コづつ、大事に大事に、食べました。

⏰:09/02/26 10:24 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#441 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
クソスレマスタの載せたのも勝手にまとめちゃっていい?
前にも一回やってるけどw

⏰:09/02/26 10:26 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#442 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
相談】
私には精神障害を持つ兄がいます。封建的な地方の住まいで、周りからも偏見も多く結婚にも支障が出ています。付き合っていた相手の親に、兄のことを悪く言われたり身辺調査されたりしてきました。人並みに恋愛もしてきましたが、このままだと結婚できないかもとも思ったりします。両親も頼りにならず将来の不安ばかりが襲ってきて、やりきれない気持ちになります。(28歳・派遣社員)

⏰:09/02/26 10:32 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#443 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
【答え】
あなたはラッキーだったんですよ。大災難から逃れられたんだから。
お兄さんへの偏見に限らず、世の中には多くの偏見があるけど、偏見をもつことを恥と思わない、それ以前に偏見を自覚していない連中は、しょせんクズのレベルでしかありません。

“類は友を呼ぶ”というように、そういうレベルの人は同じようなレベルの人とくっついて「自分達が低レベルな知性しかもたず生きている」ことすら気づかないで一生を終えるわけ。そんな連中と家族の契りを結ぶような不幸がおこらなくてよかったじゃないの。

結婚後にお兄さんの障害がわかったらどうなっていたことか。またはお兄さんが障害をもってなくても、そんな低レベルな人たちのところに嫁に行ったらどうなっていたか。想像して御覧なさい。

そういう視点で見れば、お兄さんは相手の男とその家族がクズかどうかを判別してくれるリトマス試験紙のようなありがたい存在だともいえるわけ。あなたが、ろくでもない人間と長いことかかわらないですむのは、お兄さんのお陰でもあるのです。

少数派ではあるけれど「お兄さんはお兄さん。あなたはあなた」ときちんとらえることができる、中身のしっかりした人だって、この世にはいますよ。


ただ、あなたにはもっとやっかいな問題があります。
いちばんの大きな落とし穴といってもいいかもしれない。それはあなたが「結婚すれば幸福になる」「結婚しないと暗い将来しかない」と思い込んでいること。

⏰:09/02/26 10:32 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


#444 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
友人知人古今東西の有名人まで、結婚して、絵に書いたようなバラ色の人生を送っている人がどれだけいるか。結婚してしあわせ一色になる夫婦なんて言うのは圧倒的に少数派であるということぐらい周りをみまわしてみればわかることです。

「結婚=幸せ」だったら、この世に離婚も不倫もないはずです。

他人と一緒になって添い遂げるということは、大いなる妥協と忍耐と諦めを引き受けなければならないっていうこと。その覚悟がないと「こんなはずじゃなかった」と愚痴ばかりこぼす人か「どこかに完璧な結婚生活がある」と結婚離婚を繰り返す人になります。

今のあなたでは結婚したとしても、二つのどちらかに転ぶでしょうね。

一人で生きていこうと、連れ合いとで生きていこうと、人生は困難の連続です。だからお兄さんのことは一切関係ありません。

今の環境が嫌なんだったら、一人暮らしをして、結婚をしたいのなら、その困難を覚悟のうえで相手を探せばいいだけの話。独りで生きていくことを決めたのなら、他人が口を挟むことのほうが間違いです。

世間体とか周りの目なんて、ビタ一文もくれやしません。何か会ったら悪口をいうために存在しているのが世間なんですから。

⏰:09/02/26 10:33 📱:PC 🆔:voUxeVlQ


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