まあちゃ。
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#962 [まあちゃ]
他の三つ葉は
自分自身が三つ葉である事を
誇りに思い、自らの大地を求め
巣立っていきました。
:12/09/30 01:16
:SH01B
:4Vqld3xg
#963 [まあちゃ]
しかしその三つ葉は
努力もせず、ただひたすら
一枚足りない事を恥ずかしく思って
お天道様に顔を向けられずにいました。
:12/09/30 01:18
:SH01B
:4Vqld3xg
#964 [まあちゃ]
ある日、小さな一本の三つ葉は
素敵な青年に恋をしました。
背伸びをして
葉が一枚足りない事すら忘れて
めいっぱい体をゆらして
青年に心を打ち明けました。
:12/09/30 01:21
:SH01B
:4Vqld3xg
#965 [まあちゃ]
その青年は三つ葉の事を
好きだと言ってくれました。
:12/09/30 01:22
:SH01B
:4Vqld3xg
#966 [まあちゃ]
三つ葉は、三つ葉であることが
うれしくなりました。
どこにでも生えている三つ葉は
うれしくなりました。
:12/09/30 01:24
:SH01B
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#967 [まあちゃ]
一枚足りないのではなく、
三枚の葉がありのままの
自分なのだということに
気付いたのです。
:12/09/30 01:26
:SH01B
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#968 [まあちゃ]
そして、風にふかれて
そんな事も忘れてしまいました。
:12/09/30 01:27
:SH01B
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#969 [まあちゃ]
青年も最近は
他の三つ葉を見ている時があります。
「忘れな草になりたいなぁ。
そしたらずっと彼も私の事を忘れないで、
私も喜びを忘れずにいられるのに」
:12/09/30 01:30
:SH01B
:4Vqld3xg
#970 [まあちゃ]
三つ葉はずっと三つ葉のままでした。
青年もずっと青年のままでした。
:12/09/30 01:31
:SH01B
:4Vqld3xg
#971 [まあちゃ]
三つ葉はずっと青年に
変わらぬ思いを持ちつづけたままでした。
:12/09/30 01:32
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:4Vqld3xg
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