ナチュラルに恋して
最新 最初 🆕
#804 [ 奏。]


8月15日の
午後12時半
くらいのこと
天気が良い


⏰:12/10/28 00:20 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#805 [ 奏。]


病気に
なりそうなほど
眩しい日差しの中
することも無いから
君と駄弁っていた


⏰:12/10/28 00:20 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#806 [ 奏。]


「でもまぁ
夏は嫌いかな」
猫を撫でながら
君はふてぶてしく
つぶやいた
あぁ、逃げ出した
猫の後を追いかけて
飛び込んで
しまったのは
赤に変わった信号機

⏰:12/10/28 00:21 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#807 [ 奏。]


バッと通った
トラックが
君を轢きずって
鳴き叫ぶ
血飛沫の色、
君の香りと
混ざり合って
むせ返った


⏰:12/10/28 00:21 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#808 [ 奏。]


嘘みたいな陽炎が
「嘘じゃないぞ」
って嗤ってる
夏の水色、
かき回すような
蝉の音に全て眩んだ

⏰:12/10/28 00:22 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#809 [ 奏。]


目を覚ました
時計の針が
鳴り響くベッドで
今は何時?


⏰:12/10/28 00:23 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#810 [ 奏。]


8月14日の
午前12時
過ぎ位を指す
やけに煩い
蝉の声覚えていた


⏰:12/10/28 00:23 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#811 [ 奏。]


でもさぁ、
少し不思議だな。
同じ公園で
昨日見た夢を
思い出した
「もう
今日は帰ろうか」
道に抜けた時
周りの人は皆
上を見上げ
口を開けていた


⏰:12/10/28 00:24 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#812 [ 奏。]


落下してきた鉄柱が
君を貫いて
突き刺さる
劈く悲鳴と
風鈴の音が
木々の隙間で空廻り

⏰:12/10/28 00:25 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#813 [ 奏。]


ワザとらしい陽炎が
「夢じゃないぞ」
って嗤ってる
眩む視界に
君の横顔、
笑っているような
気がした


⏰:12/10/28 00:25 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#814 [ 奏。]


何度世界が眩んでも
陽炎が
嗤って奪い去る
繰り返して何十年
もうとっくに
気が付いていたろ
こんな
よくある話なら
結末はきっと1つだけ
繰り返した
夏の日の向こう


⏰:12/10/28 00:26 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#815 [ 奏。]


バッと押しのけ
飛び込んだ、
瞬間トラックに
ぶち当たる
血飛沫の色、
君の瞳と軋む体に
乱反射して


⏰:12/10/28 00:27 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#816 [ 奏。]


「ざまぁみろよ」
って笑ったら
実によく在る
夏の日のこと
そんな何かが
ここで終わった


⏰:12/10/28 00:28 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


#817 [ 奏。]


目を覚ました
8月14日のベッドの上
少女はただ
「また
ダメだったよ」
と一人
猫を抱きかかえてた

⏰:12/10/28 00:29 📱:URBANOM 🆔:m5VgycBg


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194