この春ぷ。様デビューしませんか?
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#672 [ぷ。様エブリディ]
しゃかぽぴーん
おけおけ(´ω`)
そろそろやろうと
思ってたんだよ(●´ω`)
:13/05/02 10:13
:ISW11K
:q9ERvNyk
#673 [ぷ。様エブリディ]
放課後―‥。
「篠原帰ろ」
鞄を手に篠原を誘うと、その瞬間、教室 の中がどよめいた。
「寺岡…あいつチャレンジャーだなぁ…」
あちらこちらからヒソヒソ声が聞こえ た。
けど気にしない。別に玉砕覚悟でやって る訳じゃないし。
篠原の答えは決まっている。
「うん…」
篠原は戸惑いながらも首を縦に振った。
:13/05/02 10:15
:ISW11K
:q9ERvNyk
#674 [ぷ。様エブリディ]
ホラなっ。
俺は勝ち誇った顔をして、篠原を連れて 教室を出る。
すると後ろから一斉にみんなの騒いだ声 が聞こえた。
つい数時間前までの俺らは、ただのクラ スメート。
それが今じゃ恋人同士。
この急な展開に、みんなは頭がついてこ れないみたいだ。
まぁ俺も、まさかこんな展開になるとは 思ってもみなかったし。
そして廊下に出た俺は、そろそろ来るで あろうレイカちゃんを待った。
壁に背をつけ、じっと2組の教室を眺め る。
:13/05/02 10:53
:ISW11K
:q9ERvNyk
#675 [ぷ。様エブリディ]
「…あの、帰らないの?」
一点を見つめたまま動かない俺に、篠原 は不思議そうに尋ねてきた。
「んー‥ちょい待って」
すると2組の教室から、机を引く音が一 斉に響いた。
どうやらやっとHRが終わったらしい。
教室の扉が開き、流れるような人だかり の中にレイカちゃんの姿が見えた。
「あ、いた」
声を出すと、レイカちゃんもすぐ俺に気 づく。
「あっ!寺岡くーん!」
やけに嬉しそうに、大きく手を振って近 付いてきた。
:13/05/02 10:55
:ISW11K
:q9ERvNyk
#676 [ぷ。様エブリディ]
だけど隣にいる篠原の姿を見ると、表情 は変わる。
「え、っと…」
状況がつかめないらしく、首をかしげな がら俺と篠原の顔を交互に見ている。
「悪いけど、おれ篠原と帰るから。レイ カちゃんとは一緒に帰れねぇわ」
淡々とした口調で言うと、レイカちゃん の表情は一変した。
「え…何それ…?あたしにはサトル君達と 帰るからって断っといて、何で転校生と は一緒に帰れるの…?」
納得がいかない様子。
まぁそりゃそうだわな。
俺は篠原の肩に手を回して、ぐっと自分 に引き寄せる。
「だってこいつは彼女だから」
レイカちゃんの目を見て、キッパリと告 げた。
:13/05/02 10:56
:ISW11K
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#677 [ぷ。様エブリディ]
「え!?」
まさかの事実に、レイカちゃんは目を見 開く。
「ハ!?」
篠原もほぼ同時に言葉を発した。
「じゃ、そーゆー事なので〜」
あ然とするレイカちゃんの横を、俺は篠 原の肩を抱いたまま通り過ぎる。
廊下の角を曲がって、レイカちゃんの視 界から見えなくなると、篠原が俺から バッと離れた。
「ちょっと待って!!」
「…ん?」
俺の肩を押したままの状態で、篠原は恐 る恐る尋ねてきた。
「さ、さっきの“付き合ってる”って… 何!?」
:13/05/02 11:01
:ISW11K
:q9ERvNyk
#678 [ぷ。様エブリディ]
「何って…… え、違うの?」
もう付き合ってるんだと思ったけど、ど うやら違ったらしい。
「だって、寺岡…あたしの事、好きなわ け?」
篠原が今更こんな事を聞いてきた。
「好きだよ?お前だって俺の事好きなん じゃねーの?」
「好‥きだけど‥」
「なら、いいんじゃん。 何も問題はねぇじゃん」
ホッと肩をなでおろす。
「帰ろうぜ」
:13/05/02 11:03
:ISW11K
:q9ERvNyk
#679 [ぷ。様エブリディ]
そう言って玄関に向かおうとすると、篠 原が後ろから俺のブレザーを引っ張っ た。
「そんなの、絶対、嘘! あんたがあたしを好きな訳がない!」
なぜかそうキッパリと言い切る篠原。
:13/05/02 11:04
:ISW11K
:q9ERvNyk
#680 [ぷ。様エブリディ]
…はあ?
階段を下りる足を止め、ゆっくり振り返 る。
「何でそう思うわけ? 俺は好きとか、冗談で口にしねぇよ」
むしろ誰かに対して「好き」と言ったの は、篠原が初めて。
「…だって一緒に帰ろうってあたしを 誘ったのも、あの子を断るためのもので しょう!?
このタイミングでそんな事言われても… 信じられないよ」
:13/05/02 11:06
:ISW11K
:q9ERvNyk
#681 [ぷ。様エブリディ]
自信がないのか、シュンと頭を下げてし まった。
俺は一度ため息をつき、伏せた篠原の頭 をポンと叩いた。
そしてゆっくり顔を上げた篠原に、俺は 静かに言った。
「…なら、日を改めてまた告白するわ」
それだけ伝えると、俺はさっさと階段を おりる。
「――‥はあ!?ちょっと待ってよ!」
後ろから篠原が慌てて追い掛けてきた。
「何だよ?」
「何だよじゃないよ、何で告白が保留に なるの!?」
「だって、お前‥今は何聞いても信じら れねぇんだろ?なら今話し合っても仕方 なくね?」
「だからって…」
篠原は言葉を詰まらす。
:13/05/02 11:08
:ISW11K
:q9ERvNyk
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