この春ぷ。様デビューしませんか?
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#542 [ぷ。様エブリディ]
だけど問題が勃発した。

転校生は思った以上に、問題児だったの だ。

それに気付かされたのは、トイレの秘密 会議をした4日後の事だった。

【東京】から来た【転校生】という2つ のキーワードを備えた篠原は、

代わり映えのない田舎の中学校に、それ なりの刺激をもたらした。

篠原を目当てに、他のクラスから見物し に来る奴がちらほらいた。

まるで見せ物小屋の動物。

⏰:13/04/28 04:41 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#543 [ぷ。様エブリディ]
関係のない俺でさえ、イラっとくるほど だった。

まぁそれでなくても多感な年頃だったか ら、毎日イライラしてたけど。

「あの子だろ?東京から来っていう美人 な転校生…」

「えー、よく見えねー!こっち向かない かなー」

今日もまた、廊下から噂をしている声が 聞こえる。

チラッと見てみると3年の男達だった。

⏰:13/04/28 04:42 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#544 [ぷ。様エブリディ]
不憫に感じた俺は、ずっと下を向いてい る隣の席の転校生に目をむける。

すると…。

⏰:13/04/28 04:42 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#545 [ぷ。様エブリディ]
「――チッ」

うつむいた転校生から舌打ちが聞こえ た。

…え…?

⏰:13/04/28 04:43 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#546 [ぷ。様エブリディ]
その響いた音は一瞬にして、周囲にいた クラスメート達を黙らせた。

たぶんみんなの頭の中では

“いま舌打ちした? この美人で大人しそうな転校生が?”

といった疑問が行き来しているはず。

俺もその一人。

確かに愛想はなさそうだけど、ただの中 学生の女の子が先輩に対して舌打ちする とは思えなかった。

でも転校生は席を立ち、

みんなの疑問を証明するかのように3年 の所へ詰め寄った。

そして、一喝。

「来んなよ、うぜぇ!!」

⏰:13/04/28 04:44 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#547 [ぷ。様エブリディ]
‥キッツ〜〜〜‥‥。

転校生は想像通り…いやそれ以上に、気 性の荒い人間だった。

⏰:13/04/28 04:45 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#548 [ぷ。様エブリディ]
「俺やっぱり、篠原いいや…パス」

トイレの会議に参加していた奴が、小声 で言った。

「俺も〜」

「俺も、いいや〜」

次々と脱落していく。このゲームを考え た主催者までも。

そしてこの一件以来、クラスのみんなは 篠原を遠巻きに見るようになってしまっ た。

⏰:13/04/28 04:46 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#549 [ぷ。様エブリディ]
「なんか怖ぇよな、すましてるし」

「近寄りがたい〜」

毎日のように耳にする、篠原を非難する 声。

…まあ、無理もない。

あんな女、女じゃない。

だけど3年に向かってストレートに反発 した篠原は、見ててスカッとしたなぁ。

⏰:13/04/28 04:47 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#550 [ぷ。様エブリディ]
女って、もっとうじうじした生き物だと 思ってたのに。

篠原は、違うんだな。

俺だけはなぜか、みんなとは逆で高感度 が上がった。

<

⏰:13/04/28 04:48 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


#551 [ぷ。様エブリディ]
こんなタイミングで興味を持った俺は、 思い切って篠原に話し掛ける事にした。

10分休憩の時、

いつもなら仲のいい奴の所へ行くけど、 俺は席から離れなかった。

「純也ぁ〜トイル行くべ」

だけどタイミング悪く、親友のサトルが 声をかけてきた。

「俺行かん、トイレぐらい一人で行け」

⏰:13/04/28 04:48 📱:ISW11K 🆔:4fzWLTxo


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