女の子絡んでやあ(￣^￣)

その日暇やからいつものアクセ屋でこのringはかっこいいなと一人で考えながら見てたら専門学生の小太りの男に話かけられた。
Ａ『アクセ着けたことないんですがどんなんがいいですか？』
俺『ん～最初はこんなんがいいやないですか？』
Ａ『もしよければ今度一緒に見てもらえませんか？』

俺『いいですよ！これ俺のアドなんで』とアドを教え次の日曜日に一緒に買いに行く約束をした。
一週間とくに連絡もせず当日の日に30分たってもこない。
イラついたので帰ろうかと思った時にＡ『トリオンさーん？』

特に謝りもせずきやがった。しかも二人で。
俺『遅いですよＡさん！ってそちらの方は？』
Ａ『友達でアクセに興味あるみたいなんで』
俺『そうなんすか。では行きましょうか！』
Ａ『いや、先に飯行きません？俺腹減ったんで』
はあ？訳わからん。
と思いながら紳士な俺は
俺『じゃあどこ行きます？』
Ａ『サイゼで』
よりによって電車で行くところかよ。まあ二駅だからいいが。ん？てかこいつら自らのホームポジションに俺を連れてこうとしてるな！まあいい！罠にかかってやるぜ！と思いサイゼにむかった

サイゼにむかう電車の中で散々自慢話を聞かされた
たまたま持ってたアクセがオークションで9万で落とされたり彼女が12万にネックレス買ってくれただとか
そんなこんなでサイゼにつきＡの友達のＢに『Ｂ君てアクセつけたことないんですよね？』

Ｂ『』

Ｂ『んーなんだか、面白そうなんで』
は？
飯も終わり本題に移ろうとするとＡが唐突に『トリオンさん、人間の欲望てなんだと思います？』
俺『ん？七つの大罪とか？』
Ａ『人には自分を変えたい欲望と周りを変えたい欲望があるんです』

俺『へー)ｽﾞｽﾞｰ』
Ａ『南無阿弥法蓮げきょうがどうたらこうたら』
俺頭の中で『あー明日仕事かあ！取り合えず仕事場行ったらリフトで周りの物を綺麗にしてメールかあ』
Ａ『そしてそこでどうたらこうたら』
俺『あー先に現場に顔出して生産指示してからのがいいか』

そしてＡの長い話は終わり
Ａ『トリオンさんもやってみませんか？』
俺『まあ、うん』
言っちまった！
そして何か書かされたり仏像を拝んだり掛け軸の前で二時間正座させられたり
帰り際にＡ『トリオンさんお疲れ様でしたー』
駅に向かってる時にＡの友達らしきＣがきめ

Ｃがきて俺に
Ｃ『この宗教に入ったら毎日いいことだらけなんです』
俺『ほう、例えば？』
Ｃ『福引きでティッシュ三つセット当たったりTSUTAYAで探してたDVD見つかったりと』
俺『へー良かったねー』
そして日曜日を無駄に過ごした俺はその宗教の本と数珠を
ファミマのゴミ箱に捨てメールでそいつを