僕に誓う
最新 最初 🆕
#17 [まや]
 
「で、何の用だよ」

「…あいつの事に決まってんだろ」


俺はその言葉に苛立ちを覚えた

「…あっそ」

「お前……………あいつ泣かせてどうすんだよ…!なんで追いかけてやらねーんだよ!」
 

⏰:09/03/13 17:13 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#18 [まや]
 
マサトの怒声がこの静かな部屋に

携帯を通して響いた



「…うっせーな…、てめぇには関係ねーだろ!」


息を荒くして俺は言った 

⏰:09/03/13 17:15 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#19 [まや]
 
「……………分かった」

マサトは静かに呟いた



「お前があいつを傷つけることしかできないなら…



あいつは俺がもらう」
 

⏰:09/03/13 17:18 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#20 [まや]
 
変な意地が有った俺は

あいつを呼び止めることもせず、涙も拭ってあげる事も出来ず

あいつの大切さに気付かない俺は


「勝手にしろ」


この時俺はそう答えた

答えてしまった…
 

⏰:09/03/13 17:20 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#21 [まや]
 

口の中に
血の味が広がる



俺は切れた唇の傷を噛みしめていた
 

⏰:09/03/13 17:21 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#22 [まや]
 







窓の隙間から
眩しい光が俺を照らした

俺は知らないうちにソファで寝てしまっていたようだ
 

⏰:09/03/13 22:58 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#23 [まや]
 
「朝か…」


寝癖のついた頭を触りながら
俺は立ち上がった

ぐいっと背伸びをする

「おーい、朝めし…」


人気のないこの部屋に俺ははっとした
 

⏰:09/03/13 23:00 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#24 [まや]
 
「…ち、」


あいつのいない寂しさか
それともただの苛立ちだったのか分からないが

俺はまた一つ舌打ちを打った



ふとテーブルに目を向ける

そこには見慣れた字で書かれた手紙があった
 

⏰:09/03/13 23:01 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#25 [まや]
 


"タカシへ"



ホントはこんな手紙など

置いていって




欲しくはなかった…
 

⏰:09/03/13 23:02 📱:W61T 🆔:☆☆☆


#26 [まや]
 
"タカシが寝ている間に
荷物を取りに来ました

まだ残ってる私の荷物は捨てて構いません


そして
今まで長い間ありがとね

こんな私と一緒にいてくれて本当にありがとう
 

⏰:09/03/13 23:03 📱:W61T 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194