黒猫の棲むところ
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#263 [イリア]
猫「―――……いきなり
切りかかってくるとは、予想外。
そんなに熱くなるなよ
たかが、雨原だろ?
今の俺たちにとっちゃ、
大した敵でもない」
麗「黙れ!地に墜ちたか、猫!
今でこそ憎む理由はなくとも
過去の傷…
…そう簡単には、消えない!
そこをどけ!!」
:09/03/25 05:15 :W61P :☆☆☆
#264 [イリア]
猫「…女を相手にするのは、
嫌いなんだ、悪いけど。
特に、明日の舞台で
姫君を演じてなさる
その美麗なお顔に、
傷などつけれますまい」
:09/03/25 05:15 :W61P :☆☆☆
#265 [イリア]
黒猫さんが舞台がかった口調で
麗と呼ばれた人に言った…
―…その時
:09/03/25 05:16 :W61P :☆☆☆
#266 [イリア]
?「待て待て待て待て待てい!!」
テントのほうから
大きな声が聞こえた。
:09/03/25 05:17 :W61P :☆☆☆
#267 [イリア]
七「?」
猫「…」
麗「…」
狐「おや、まぁ」
テントの中からは
金色の髪の少年が出てきた。
:09/03/25 05:17 :W61P :☆☆☆
#268 [イリア]
狐「狼(ロウ)くん、ただいま♪
ってゆーか、声がでかくて
近所めいわ…「猫!貴様!
何様のつもりだ!
今すぐ麗のそばから離れろ!
半径15メートル以上だ!」
:09/03/25 05:17 :W61P :☆☆☆
#269 [イリア]
猫「もう、煩(ウルサ)いよお前」
狼「何?!もう一回言ってみろ!!」
猫「もう、煩いよお前。」
狼「そのまま言うな!!!
相変わらず腹の立つ奴だ!!!!
麗!!怪我はないか??!!!」
:09/03/25 05:18 :W61P :☆☆☆
#270 [イリア]
そう言うと狼という人は、
私たちのほうに走ってきた。
:09/03/25 05:19 :W61P :☆☆☆
#271 [イリア]
狼「麗、雨が降ってるから
外には出るな、と
言っただろう?」
麗「うるさい触るなどっか行け」
狐「嫌われた〜♪」
猫「嫌われたー」
:09/03/25 05:20 :W61P :☆☆☆
#272 [イリア]
狼「黙れ貴様ら!!!
…それにしてもなんか、
変な匂いが……ん?
何だお前、見ない顔だな。
新入りか?」
七「は、はいっ?!」
私はいきなり声をかけられ
若干声が裏がえりながら答える。
:09/03/25 05:20 :W61P :☆☆☆
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