黒猫の棲むところ
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#370 [イリア]



猫「――…何?」


私の顔を見て、黒猫さんが言う。


⏰:09/03/25 22:55 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#371 [イリア]



七「あ……その!!
姫っていうのやめてくれません?!

私に姫に似合いませんし…///」


少しでも寂しくなったなんて
知られたくなく、
私は慌てて
今思っただけのことを言う。


⏰:09/03/25 22:55 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#372 [イリア]



>>371

×私に姫に〜…
○私に姫は〜…

 すいません(´;ω;`)


⏰:09/03/25 22:56 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#373 [イリア]



猫「―…なら、あんたも
俺のこと黒猫さん、っての
辞めるくれる?」


七「…え?」


予想外の返答に、思わず聞き返す。


⏰:09/03/25 22:57 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#374 [イリア]



猫「―…なんていうか、
他人行儀だよね。
そりゃ確かに
好きに呼べとは言ったけど。

猫、でいいよ」


七「…え…いや、
呼び捨てはちょっと…」


⏰:09/03/25 22:58 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#375 [イリア]



猫「何で?」


七「だって私のほうが年下っぽいし…」


⏰:09/03/25 22:58 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#376 [イリア]



猫「あんた、何歳だっけ?」


七「…よく覚えてないけど…
16くらい……?」


猫「本当だ、俺は18だから。
まぁ、別にいいよ?」


⏰:09/03/25 22:59 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#377 [イリア]



七「私がよくないです!!//
………じゃあ」


また、目をそらしてしまう。

私が麗さんみたいに綺麗だったら
ちゃんと目を見て話せるのかな?


⏰:09/03/25 22:59 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#378 [イリア]



七「―…猫さん、って呼びます。」


黒猫さんは少し不満そうに
鼻を鳴らしたが、
まぁ今はいっか、と言うと
私を置いて歩き出した。


⏰:09/03/25 23:00 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#379 [イリア]



七「あ、待って下さい!!」


猫「これが言いたかっただけなんだ。
黒猫さんて、呼びづらそうで。

あんた、風呂入ってきなよ。
そこを左にずっと行くと
大浴場があるから。
着替えは劇団の服が
置いてあると思うし。」


⏰:09/03/25 23:02 📱:W61P 🆔:☆☆☆


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