黒猫の棲むところ
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#293 [イリア]
狼「―じゃあさっそく、
今から「違います!!////」」
今度は私の声が響いた。
響いたっていうか、
轟(トドロ)いたっていうか。
:09/03/25 13:10 :W61P :☆☆☆
#294 [イリア]
狼「……何が違う!!」
七「こ、こ、これ以上話が
大きくなる前に、
言っときたいんですけど!!//」
:09/03/25 13:12 :W61P :☆☆☆
#295 [イリア]
狼.麗「?」
七「私…私、女優としてスカウト
されたんじゃないんです!!//」
:09/03/25 13:12 :W61P :☆☆☆
#296 [イリア]
―――…………言ってしまった//
黒猫さんと狐さんは
口に手をあて、
声を出さずに笑っている。
:09/03/25 13:12 :W61P :☆☆☆
#297 [イリア]
麗「―…何のつもりだ?
苦し紛れの言い訳か?
なら、何なんだ。猫はお前を
なんのつもりで…「お、お、大道具!」」
:09/03/25 13:14 :W61P :☆☆☆
#298 [イリア]
今度こそ本当に
私の声があたり一面に轟く。
麗さん、狼さんが
呆然と私を見ているのが分かる。
:09/03/25 13:14 :W61P :☆☆☆
#299 [イリア]
七「も、もしくはお茶くみ!
あ!あと、
狐さんのアシスタントってのも
アリみたいです!!//
何のアシスタントかは
知らないんですけど!!//」
:09/03/25 13:15 :W61P :☆☆☆
#300 [イリア]
カァ…―
言ってすぐ、恥ずかしくなる。
別に恥ずかしくなる必要は
ないのかもだけど、
大道具にスカウトされた私って…涙
:09/03/25 13:16 :W61P :☆☆☆
#301 [イリア]
猫「アハハハハハハ!!」
狐「ぎゃーはっはっはっ!!!
いいねーいいねー七衣ちゃん★
あ、ちなみに僕は
監督 兼 脚本家だから♪」
:09/03/25 13:16 :W61P :☆☆☆
#302 [イリア]
伏せていた目線を上げる。
黒猫さんはいつの間にか
私の前から横に移動してて、
麗さんともろに目があった。
:09/03/25 13:17 :W61P :☆☆☆
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