黒猫の棲むところ
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#312 [イリア]
猫「――…麗?」
黒猫さんがまた
綺麗な声を響かせる。
―…みんなが演技してるとこ、
見てみたいな。
:09/03/25 13:24 :W61P :☆☆☆
#313 [イリア]
麗「――……ッッ!!
…好きにしろ………」
ザッ
そのまま私たちを追い越し、
麗さんは
林のほうに歩いて行く。
:09/03/25 13:24 :W61P :☆☆☆
#314 [イリア]
狼「おい!麗!待て!!
…それじゃあな、新入り!
そこの悪魔に喰われない用、
注意しろよ!!」
:09/03/25 13:25 :W61P :☆☆☆
#315 [イリア]
猫「何それ?俺のこと?」
狼「お前以外に誰がいる、この性悪。
ふっ、まぁいいさ。お前はせいぜい
この女のお守りでもしてるんだな。
次の舞台の主役は、
必ずや俺と麗が頂く!!!!!!」
:09/03/25 13:26 :W61P :☆☆☆
#316 [イリア]
そう言うと狼さんは
麗さんの後を追い
林の中に走って消えた。
:09/03/25 13:26 :W61P :☆☆☆
#317 [イリア]
猫「ほざいてろ、カス。」
黒猫さんがその言葉を
いい終わると同時に、
テントの中から
大きな拍手が聞こえた。
中から続々と人が出てくる。
:09/03/25 13:27 :W61P :☆☆☆
#318 [イリア]
「いやぁ凄かったね!」
「今日の麗ちゃん機嫌悪いから
気にしないほうがいいよっ」
「狼は相変わらず、
馬鹿だよな〜」
「ね〜本当に雨原一族なの〜?」
「大道具!おもしろ〜い///」
一斉にみんなが私に話しかけてきた。
:09/03/25 13:29 :W61P :☆☆☆
#319 [イリア]
七「え?え?…え?」
猫「…そんな一斉に
喋るなよ、話は聞いてたな?」
:09/03/25 13:30 :W61P :☆☆☆
#320 [イリア]
「聞いてた聞いてたっ★
僕らは別に、雨原一族
敵だとは思ってないしねー」
「裏切り上等☆
一緒に悪い妖を
退治しましょ♪」
予想外の反応に
思わず笑みがこぼれる。
:09/03/25 13:31 :W61P :☆☆☆
#321 [イリア]
狐「ね♪とりあえず、
雨原ってだけで
君を嫌いになるような人は、
ここにはいないよ☆」
七「…み、みなさん
半妖なんですか?」
「そーだよ〜ん♪」
:09/03/25 13:31 :W61P :☆☆☆
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