黒猫の棲むところ
最新 最初 🆕
#355 [イリア]



猫「そうそう、
アスタリスク劇団はあんた入れて56人。
そのうち15人が役者で
12人が役者のマネージャー。

んで、狐が監督 兼 脚本家。
後はみんな大道具だけど、
男ばっかだから気をつけろよ」


⏰:09/03/25 22:47 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#356 [イリア]



―…いや、男ばっかって!

力仕事だからな〜と言う
黒猫さんの声が聞こえる。


何で私スカウトされたんだろ?
力とかないんですけど…
しかも、男の人ばっかって…


⏰:09/03/25 22:48 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#357 [イリア]



無意識に半泣きになった私を見て
黒猫さんが目を細める。





猫「―…ねぇ、七衣?」

七「え?あ、はい?」


⏰:09/03/25 22:48 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#358 [イリア]



少し上を見上げ、
黒猫さんと目を合わせる。



猫「…大道具って、大変だと思わない?
女の子がする仕事じゃないよ」


⏰:09/03/25 22:48 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#359 [イリア]



そう言うと黒猫さんは
私の横の壁に手をつけ、
私は黒猫さんと壁に
挟まれた感じになった。


⏰:09/03/25 22:49 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#360 [イリア]







―……って、近い近い近い!!!!///


⏰:09/03/25 22:49 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#361 [イリア]



すぐ目の前にある綺麗な顔に

鼓動が速まり、
頬が熱くなるのが分かる。


⏰:09/03/25 22:49 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#362 [イリア]



赤くなっているだろう顔を
見られたくなくて、

私は自分の顔を慌てて下に向けた。


⏰:09/03/25 22:51 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#363 [イリア]



猫「…クスッ…何で下見るの…?」

七「―…ッッ////べ、別に?
そ、それより近いんですけど。」


⏰:09/03/25 22:51 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#364 [イリア]



猫「――……2回」

七「え?な、何がですか?」

猫「……3回」

七「だ、だから何の回数ですか?!//
全然意味が…」


⏰:09/03/25 22:51 📱:W61P 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194