黒猫の棲むところ
最新 最初 🆕
#546 [イリア]



猫『コレが本物の、我らの故郷。
スレライナのあるべき姿だ。

王、兵、そして群集。
殺戮(サツリク)と哀話(アイワ)。

壁を創(ツク)ったのは誰だ??』


⏰:09/03/28 12:59 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#547 [イリア]



いつもよりずっと澄んだ声。
思わず聞き惚れる。

しばらくすると
またファンの人たちが叫び始める。


⏰:09/03/28 13:00 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#548 [イリア]



「キャァッ!!//それです!!//
あぁもうどうしましょう!!//
明日の講演が待ちきれないわ//」


猫「―…クスッ、有難う。
僕も今から、待ち切れません。」



誰だよ僕って。

ちょっと性格違い過ぎません?


⏰:09/03/28 13:01 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#549 [イリア]



猫さんの声に、また人だかりが増える。


っていうか、あきらか私邪魔だよね。
そう思い、一歩後ろに下がる。

少しの間、離れていよう。

そう思った、そのとき。


⏰:09/03/28 13:02 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#550 [イリア]



狐「はいはいはい!!」


狼さんの周りの人だかりで、
狐さんの声がした。



狐「お客様、これから僕らは
最後の練習に入ります。
一度、ご退席願えますか?」


ニコッと笑い、狐さんが言う。


⏰:09/03/28 13:02 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#551 [イリア]



「狐さんだわ//」

「どうしてあれほどのお顔なのに、
監督をしていらっしゃるのかしら??//」

「是非一度、演技している姿
拝見してみたいものですわ////」



遠くから声が聞こえる。

あぁやっぱ狐さんもモテるんだな。
かっこいいもんなー


⏰:09/03/28 13:03 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#552 [イリア]



猫「―…ッて、いうことだから…」


「あの!!//練習風景
少しだけ見せて頂けません??///

そうしたら私たち、
すぐに帰…「それは嫌だな…」


⏰:09/03/28 13:03 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#553 [イリア]



ん?猫さんのファンに対する
初めての否定的な言葉。

ついに本性だすのかな?


⏰:09/03/28 13:04 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#554 [イリア]



「―…あら、ごめんなさい……

私たち少し調子に―…「だって」」


また猫さんがファンの人の声に
声を被せる。


⏰:09/03/28 13:05 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#555 [イリア]



猫「―…明日の楽しみが、
なくなるでしょ?


それに僕、まだ台詞
全部覚えられてなくて…

…恥ずかしいから、嫌だな。」


⏰:09/03/28 13:05 📱:W61P 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194