黒猫の棲むところ
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#630 [イリア]



狐さんが笑ってそう言うと、
その近くでおゃらけた
ブーイングが起こっていた。


オリオン劇団だった人たちかな。


⏰:09/03/31 01:07 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#631 [イリア]



猫「――……大分増えたな。
ざっと見て150はいるだろ」


さっき麗さんたちが話してたとおりだ。

あの男性たちも、狐さんの近くにいる。




七「……」


⏰:09/03/31 01:07 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#632 [イリア]



狐「ちなみにぃ〜もう一つ!!
僕は贔屓(ヒイキ)はしないから!

えー今までのアスタリスク劇団では
ここにいる狼くんと、
あっちにいる…」


狐さんが黒猫さんを指差す。
自然とみんなの視線が
私たちに向けられる。


⏰:09/03/31 01:08 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#633 [イリア]



狐「…黒猫くん、通称ネコくんが
ツートップとして
主役をしてきました!

だぁ〜けぇ〜どッッ!!

元オリオン劇団の子で
この二人より凄い子がいたら
ばんばん主役やってもらうから!
みんな頑張ってね☆」


遠くのほうで歓声が上がった。

⏰:09/03/31 01:08 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#634 [イリア]



七「――……ライバル
一気に増えちゃいましたね」


猫「フフン、関係ないね」




余裕そうな笑み。

何か怖いです。


⏰:09/03/31 01:10 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#635 [イリア]



狐「それじゃあ改めて、
オリオン劇団の諸君!!
アスタリスク劇団にようこそ!!

…それから、七衣ちゃん!!」


七「あ、へ?あ、はい!!」


いきなりの声かけに
若干どもりながら答える。


⏰:09/03/31 01:10 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#636 [イリア]






狐「……君も。アスタリスク劇団にようこそ」



狐さんが大人びた顔で笑う。

猫さんや、狼さんにはない顔。


⏰:09/03/31 01:10 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#637 [イリア]



狐「……え〜まぁそんな感じ。
一緒に悪い妖を退治しましょ♪

んー劇団のルールとか
決めといたほうがいいのかな?
あ、元オリオン劇団の人たち、
明日からの舞台中は
スタッフとして動いてね?

あとは………
…まぁ真剣なとこ真剣にすれば
あとは適当でいいんでっ
適当最高!そんじゃみんな!!
沢山の新しい仲間に!!
カンパ〜イ!!!!」


⏰:09/03/31 01:11 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#638 [イリア]



狐さんの声に周りの人だかりが
グラスを上げる。


⏰:09/03/31 01:12 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#639 [イリア]



猫「何だよ、適当最高って。
つーか俺たちグラス持ってねぇし」


七「あはは!狐さんらしいですね」


⏰:09/03/31 01:13 📱:W61P 🆔:☆☆☆


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