喧嘩上等

『そう…なんだ…』
あたし性格似てるって事はイコールあたしも疲れる奴って事!?

『でも蓮がこの前言ってたんだ…
花優は真穂に似てる。けど一緒にいて
楽しいんだって、疲れないって、』

『良かったぁ…』

『んま、そゆ事だし大丈夫だよっ?!
蓮を信じな？

また何でも聞いていいからね♪』
大地はそう言いあたしの頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩き
部屋に帰って行った

んー…
とりあえず良かった!!

大地に聞いて正解だったなぁ…
やっぱ蓮を信じないとね

好きだからこそ…不安
でも、好きだからこそ…信じなきゃね

そんな時
あたしの携帯がなる

『もしもし？』

『花優ちゃ～ん？美弥だよ☆美弥☆』

美弥…!?
『何であたしの番号…』

『細かい事は気にしないで～？
それより、そろそろ傷治ったでしょ？』

『うん…』

『じゃあ早く怠慢はろーよっ♪』

何で美弥から誘ってくるわけ…？

『あたし…もうちょっと時間ほしいんだけど…』もっと強くなんなきゃ勝てないもん…

『はぁ～？
もうちょっとって
どれぐらいだよー…』

『わかんないけどっ!!』

『わかった。
そえば今どこ？』

『何で？大地ん家だけど…』

『今から行くね☆』

『は？今わかった。って言ったじゃん!!』

『うるさいなぁ～まぁ待っててよ？』

『はぁ？何そ…』
れ…って切れてるし!!

あたしが部屋に戻ると
楓が
『花優？どした～？』

『美弥が今から来るってさ』

『ぇえっ!?何で?!』

『怠慢はろってさ…
あたしもう少し時間ほしいって言ったのに…

だって今のままじゃまた負けるだけじゃん…？
それに
美弥から誘ってくるなんて怪しすぎるよ…』

『あっ!それあたしも思う!!怪しいよね…』

『じゃあ俺が守ってやるよ』
笑って言う蓮

『蓮っ…』

『てか蓮が止めれば美弥も何もやってこなくね？』
大地が言う