喧嘩上等

楓に引っ張られながら廊下に行く

『な、どしたの？』

『あたしさ大地に結構、本気なんだよね…』

『うん?いい事じゃん？』

『だぁー…歩美の事忘れてない？』

『あぁっ!!!
そうだよ…歩美も大地が好きだったんだ!!』

『うん…でもあたし大地を渡したくなんかない』

『うん…そりゃそーだよね…つかどっちから？』

『大地から…昨日の夜、告られて…あたしも好きだから即OKしてさ…

考えてみれば歩美も大地が好きなんだって思い出して…』

『うーん…そっかぁ。でも大地も楓が好きなんだからどーしようもない事だよ!!』

『うん…』

『歩美にはちゃんと話そう？歩美も
わかってくれるよ!!』

『そう…だよね…』

『うんっ歩美には失礼だけど楓…大地と頑張ってね？』

『うん!!花優…ありがとう♪』

あたしと楓は部屋に戻る

『どしたの～？』
大地が駆け寄ってきた

『ううんっ!!早くご飯食べよ～♪』

楓は笑顔でそう言いご飯の支度をする

楓…。

『花優？早く座れや』
蓮に言われあたしは座る

『２人は何なん？』

がんばれ～(つω･*)

できたら、たくさん更新してネ
無理はしないでね

大地の言葉に蓮が
『何なんって何だよ(笑)』

『嫌～…付き合ってるんかなーって思ってさ♪』

『付き合ってねーよ』
蓮が言う

かえでさん

ありがとございます!
嬉しいです

出来るだけ
頑張ります

そう…あたし達は付き合ってない

そんなのわかってる

でも…言葉にされると嫌だ

何で蓮はあたしにキスをしたんだろう

何であたしは蓮にキスをしたんだろう
それは、あたしが蓮を好きだから

蓮は？
あたしが好きでキスをしてくれたの？

それとも……

だめだめっ!!

こんな事考えちゃだめだよね…

でもあたしは蓮に疑問だらけだよ…
いつになったら疑問はなくなるんだろう…

『花優？』
蓮があたしを心配する

『えっ!?』

『大丈夫？何かボーｯとしてたよ？』

『えっ…ごめん…大丈夫だよ』

『そう？』

『うん…』

『はぁい♪いっぱい食べてね～♪』
楓がご飯を持って来る

すっごくおいしそうな
オムライス

楓と大地はケチャップで『大好き』
って書き合ってる

本当…バカップル(笑)

『花優、俺らも書こーぜっ♪』
蓮はそう言いあたしのオムライスに何か書く

『何て書くの～？』
あたしが見ると
『まだだめっ!!』って
隠す

あたしも蓮のオムライスに書こうと思った

でも…
何て書けばいいの？

大好きなんて…おかしいよね？
大好きだけど…付き合ってるわけじゃ
ないもんね……。

そんな事を考えていると蓮が
『出来たっ!!』
って言ってあたしの前に差し出す

読むと…汚い字で
『好きだ。付き合って』って書かれていた

えっ…？
嘘……。

大地と楓も見ていて驚いている

あたしは迷わず蓮のオムライスに大きい字で

『あたしも蓮が好き』
って書いた

蓮はそれを見て
『本当っ!?』
ってすごく喜んでくれた

『おめでと～♪』

大地と楓に祝福されてちょっと照れてる
あたしと蓮

『付き合って…くれるんですか？』

『ぷはっ☆何で敬語なのよ～？』

『えっ、何か…じゃなくて!!答えて』

『…はい…///』
こーゆうの恥ずかしいでしょ…///

『きゃ～♪何かドラマっぽ～い♪』
喜ぶ楓

『花優ちゃん気をつけろよ～♪蓮、ドＳで変態だから(笑)』

『あははっ♪』

『大地黙れよ(笑)』

何か…本当幸せ!!

あたし…こんな幸せでいいのかな？
蓮…大好きだよ

一旦切りますね

少ししか更新

してなくて本当、
すいません

感想やあどばいす
待ってます

何回もすいません

面白いﾃﾞｽ
完結までがんばってネ★

かえでさん

いっぱい来てくれて嬉しいですよ

!

完結まで頑張ります!!

さえさん

アンカーありがとございます

良かったら感想やアドバイスもお願いします

『んじゃーさぁ、海もこの４人で行かね？
歩美ちゃん余っちゃうし…』
大地が言う

『………。』
あたしと楓は黙る

『ありっ？何かやばい事言っちゃった？』

『だって!!歩美に何て断るの？』

『それはー…わかんないけどっ…んじゃそれか
男もう１人連れてく？』

『そーしよ!!!!』
それだよそれっ!!
歩美にはまた恋してほしいし出会いが大切♪

『蓮ー…花優ちゃんが浮気しようとしてるよ(笑)』

『えっ!?』

『何で男もう１人連れて行くって所で
テンション上がってんの(笑)』

それはっ…
歩美の為なのー!!!
なんて言えない…

『浮気なんかしないし蓮の方が怪しいよ(笑)』

『あ？俺こー見えて一途なんだけどなー…』

『そそ☆蓮って結構、一途だよ!!』
大地が言う

『ふうん』
真穂さんとか？
真穂さん…に
あたしは似てんのかな

顔…見てみたいなぁ
でも蓮は顔より性格のが似てるとか言ってたけど

こんなあたしみたいな性格の奴いんのかよ。みたいな(笑)

*ちゅっ*

…!?

蓮があたしにキスをしてきた

『花優ボーｯとしすぎだから、すきあり♪』

『………////』

『ねぇあたしさっ!!真穂さん見てみたい…』

『……え？何で？』

『だって…似てるとか言ってたし…』

『別れるつもりだったからもう写真とかないよ』

『……そっか…』

『あ、１枚ならあったよ～♪』
大地が持って来てくれた

『ありがと…』
見てみると……

『は？似てなくない？』

想像以上に似てない!!

ただ髪型や髪色…体型ぐらい…
顔は全然似てないと思う…

楓も見てきたが
『うん…ぶっちゃけ似てないね…』

『顔はそんな似てないよ』
蓮が言う

『はい。ありがとね』
写真を大地に返す

何か…何だろ…
明らか蓮テンション低くなってるし…

真穂さんの事
好きなんじゃないの!?
って感じ…

ご飯が食べ終わり
歩美の病院に行く事になった

あたしは早く準備を済ませ大地を呼ぶ

『大地ちょっと来て?!』

『ん？どしたの？』

『あの…さ…蓮ってまだ真穂さんの事好きって事ない…？』

『ないんじゃない？』
あっさり言う大地

『え…』

『だって、真穂さ結構疲れる奴だったんだよ…
束縛もやばいし、それに蓮は耐えられなくなって

だから…蓮が真穂の話を避けたりすんのは好きじゃなくて…
死なせたって思っちゃってるからなんだよ…？』

『そう…なんだ…』
あたし性格似てるって事はイコールあたしも疲れる奴って事!?

『でも蓮がこの前言ってたんだ…
花優は真穂に似てる。けど一緒にいて
楽しいんだって、疲れないって、』

『良かったぁ…』

『んま、そゆ事だし大丈夫だよっ?!
蓮を信じな？

また何でも聞いていいからね♪』
大地はそう言いあたしの頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩き
部屋に帰って行った

んー…
とりあえず良かった!!

大地に聞いて正解だったなぁ…
やっぱ蓮を信じないとね

好きだからこそ…不安
でも、好きだからこそ…信じなきゃね

そんな時
あたしの携帯がなる

『もしもし？』

『花優ちゃ～ん？美弥だよ☆美弥☆』

美弥…!?
『何であたしの番号…』

『細かい事は気にしないで～？
それより、そろそろ傷治ったでしょ？』

『うん…』

『じゃあ早く怠慢はろーよっ♪』

何で美弥から誘ってくるわけ…？

『あたし…もうちょっと時間ほしいんだけど…』もっと強くなんなきゃ勝てないもん…

『はぁ～？
もうちょっとって
どれぐらいだよー…』

『わかんないけどっ!!』

『わかった。
そえば今どこ？』

『何で？大地ん家だけど…』

『今から行くね☆』

『は？今わかった。って言ったじゃん!!』

『うるさいなぁ～まぁ待っててよ？』

『はぁ？何そ…』
れ…って切れてるし!!

あたしが部屋に戻ると
楓が
『花優？どした～？』

『美弥が今から来るってさ』

『ぇえっ!?何で?!』

『怠慢はろってさ…
あたしもう少し時間ほしいって言ったのに…

だって今のままじゃまた負けるだけじゃん…？
それに
美弥から誘ってくるなんて怪しすぎるよ…』

『あっ!それあたしも思う!!怪しいよね…』

『じゃあ俺が守ってやるよ』
笑って言う蓮

『蓮っ…』

『てか蓮が止めれば美弥も何もやってこなくね？』
大地が言う

『んだよね～』
楓が言う

『花優おいで』
蓮があたしに手招きする

あたしが蓮の所に行くとよしよし、と頭をなでられた