喧嘩上等

『知らない人ー
どっかの頭とか言ってたかな…』

『大丈夫…？』

『あ？ああ勝ったから大丈夫だよー』

『そうじゃなくてっ!!怪我…大丈夫なの？』

『大丈夫だよっ相手の方がやばいんじゃね～？
死んじゃったかもな(笑)

冗談、冗談～♪
俺寝るわー。ベッドかりんね
あ、起きててくれてサンキューな』

蓮はそう言い寝室に向かった

『んじゃ俺等も寝るか～』
大地が言う

『うん…花優もベッドで寝てきなよ？』

『うん。』
あたしは寝室に向かう

怖い…何か言われるのかな…
来るなって言われたらどうしよう…

不安ばっかだった

寝室に入りベッドに入ろうとすると
蓮がこっちを向いた

『あ…あたしもここで寝ていー？』
声裏がえってたし…

『おいで』
蓮が手を広げる

良かったぁ……

あたしの不安は一気に消えて蓮に抱きつく

『ふふ♪』

『何笑ってんだよー気持ち悪い(笑)』

『ひっど!!(笑)
蓮の匂いって落ち着くんだもん♪』

『そおか～？』

『そうなのっ!!』

『はいはい…(笑)
てか俺今日頑張ったんだけど…』

『お疲れ様っ♪』
あたしが蓮の頭をなでる

でも物足りなさそうな顔をする蓮

あたしがキスをすると
喜んでる

やっぱ単純…(笑)

『蓮って犬みたい(笑)』

『は!?犬？』

『だって単純なんだもん♪可愛い～』

『何だそれ…(笑)』

『蓮大好きっ』

『俺も花優が大好きだよ』

この日はいっぱいキスをした
やっぱり蓮は単純(笑)

でもそんな蓮が大好きなあたし

あたしってばいつからこんなに蓮にはまっちゃってるんだろ…

蓮大好き…
あたしはそう思いながらいつの間にか眠ってしまった