BLUE LETTERS
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#196 [我輩は匿名である]
言われた時、
"she"は心臓が一瞬止まる思いだった。
あの頃"she"に届いた手紙には世界の言葉を尽した辛辣な誹謗中傷が綴られていた。
そしてその手紙達は何れも真っ青だったのを記憶している。
:09/10/12 16:08
:SO903i
:☆☆☆
#197 [我輩は匿名である]
青い手紙達を"she"は机の深くにしまいながら、その一文一句残さず胸に刻みつけた。
そして立ち上がり、空を見める。
過去に戻ることは絶対にできないから、それなら進まないといけない。
どうしても叶えたい未来があるのだから。
:09/10/12 16:19
:SO903i
:☆☆☆
#198 [我輩は匿名である]
END
:09/10/12 16:21
:SO903i
:☆☆☆
#199 [我輩は匿名である]
:09/10/12 16:24
:SO903i
:☆☆☆
#200 [我輩は匿名である]
"she" is ・・・
:09/10/12 16:28
:SO903i
:☆☆☆
#201 [我輩は匿名である]
:09/11/21 23:34
:SO903i
:☆☆☆
#202 [我輩は匿名である]
あるとき、
:09/11/21 23:35
:SO903i
:☆☆☆
#203 [我輩は匿名である]
あるとき、あなたは詩の一篇だった。
あなたはどんな姿でもかわらずに美しく。
拙くて哀しいのに美しく美しく。
:09/11/21 23:36
:SO903i
:☆☆☆
#204 [我輩は匿名である]
私はあなたを思い出しては腹の前で祈り、そしてあなたを繰り返す。
朝寝台から抜ける前に、良く晴れた昼下がりに、教会の鐘が聞こえてくる夕方に、雪の降る閑な夜に。
:09/11/21 23:38
:SO903i
:☆☆☆
#205 [我輩は匿名である]
ある朝、汽車を待つ間、凍死しそうな寒さに耐えかねて駆け込んだ待合室で徒にあなたを暗唱していると、隣にいた初老の紳士に「綺麗なうたですね」と微笑みかけられた。私は紳士のほうを見ることも出来ずに「特別に理由はないのですが、気に入っているのです」とだけ答えた。
:09/11/21 23:40
:SO903i
:☆☆☆
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