― S u m m e r ― <BL>
最新 最初 🆕
#1 [楓] 09/04/23 22:20





君と過ごしたあの夏は


まるで夢のような
夏でした。





#87 [楓]
 

でもこんな考えでいいのだろうか。


そういえば親に澪のことを認めて貰ってない。
というか言ってない。




…やっぱ、これからのことを考えたら言わなきゃだよな。
 

⏰:09/07/14 22:24 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#88 [楓]
 

弥「澪、俺ちょっとお前のことを親に伝えてくる。だからここでじっとしてろ。」


すっと立ち上がる俺を
澪は目で追いながら
「わかった!!」と元気に頷いた。



部屋に澪を残し、俺は階段を下りる。
きっと今頃、親父は子供に習字を教えているだろう。

 

⏰:09/07/14 22:29 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#89 [楓]
 

親父はここら辺では有名の習字教室の先生。

習字の先生だけあり、
字も達筆でやっぱり上手かった。


見た目は俺と同じで目付きが悪いが、中身は正反対で温厚。



だからきっと、澪のことも許してくれるだろう。
 

⏰:09/07/14 22:40 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#90 [楓]
 
襖に手を掛ける。
親父と生徒の声が微かに聞こえた。


――――…ガラッ


弥「親父……おわっ!!」

「うわぁっ!!」


ポスンッ。

小さな音をたてて俺の腹に誰かの顔が埋まった。
 

⏰:09/07/24 23:01 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#91 [楓]
 
弥「危な、大丈夫か?」

「……大丈夫。」

俺の腹に当たった子供の額を優しく撫でる。

ムスッとした表情でパタパタと部屋に戻る。


…見た目からきたら小3くらいだろうか。


「弥生?何かあったか?」
 

⏰:09/07/24 23:04 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#92 [我輩は匿名である]
頑張ってくださいャ

⏰:09/07/30 05:42 📱:824SH 🆔:☆☆☆


#93 [楓]
>>92

ありがとうございます!!
更新はかなり遅めなんですが、頑張りますのでこれからも是非見てくださいね(*^^)

⏰:09/08/10 09:08 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#94 [楓]
>>91


弥「……親父。」


父「珍しいな、こんな所に来るなんて。」


別に、と呟きながら自分より少し背の高い親父を見上げた。


そういえば、ここ最近この部屋には顔を出していない。

いつ頃からだろう…。
多分もう、3年くらい前からだったか?
 

⏰:09/08/10 10:46 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#95 [楓]
 

父「どうした?何かあったか?」

突然の俺の行動に驚いたのか、親父は口をぽかん、と開けていた。


「………いや、その…」


そういえば、
何て理由を付けよう。
 

⏰:09/10/03 11:37 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#96 [ん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/27 04:52 📱:Android 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194