先生の悪戯

この道に車が通るなんて珍しいな…
とか思いながらも端に避ける｡

ﾌﾞﾌﾞｰﾝ…

車が私の横を通ろうとした時…

なぜか車は止まった。

黒で高そうな車…
私はよく分からないけど外車かな？

ゆっくりと窓ガラスが降りる。

そして、表れたのは……

｢つ…土倉先生?｣

直感でやばいと思った｡

｢やあ､今帰りだろ?｣

ﾆｺﾆｺ笑う先生の顔｡
私は絶対に騙されないんだから!!

｢そうですよ。じゃ､急いでるんで｡｣
それだ言うと私は歩き始める｡

｢ちょっ､ちょっと待って!｣
先生は車から手を伸ばし私の手を掴む｡

｢わっ!!｣

いきなり強い力で掴まれて私はびっくりした｡

｢ごめん、実は大学の事で話をしたいんだが､時間がなくて…今からでもいいかな?｣

先生は優しく微笑む｡
だっ…騙されないぞ!!

｢えっと…家事を手伝わないとなんで…｣

適当に理由作って逃げようとする｡

｢少しでいいんだ｡な?いいだろ…?｣

なんか怪しい…
けど､一応先生だし…本当かも?

｢本当ですか…?｣

｢本当に決まってるだろ｡俺は教師だぞ?｣

…そう見えないから聞いてるんですけど?

けど､大学の事も聞きたいし…

｢それじゃ、少しだけなら｡｣

私はそう答えてしまった｡

だって、本当かもしれないし危なかったら逃げれば大丈夫!!
…って思ったから｡

｢そうか｡じゃあ､乗ってくれ｡｣

｢え!?車にですか?｣

やっぱりやめた方が…

｢そうに決まってるだろ｡こんな道の真ん中じゃ迷惑だ｡｣

どうしよ…
今頃断っても手を放してくれないよね?

｢乗りますよ…｣

私は渋々返事をした｡

そして､後部座席のドアを開けようとした｡

…あれ?
ドアが開かない｡

｢ああ､悪いんだが､後ろは荷物があるから前に乗ってくれ。｣

>>14

感想板です

その言葉を聞いた時､一瞬で乗るって言った事を後悔した｡

けど、仕方なく先生の隣に座る。

ﾌﾞｰﾝ…

エンジン音をたてて車は動き出した｡

しばらくして､車は誰もいない川原の空き地に止まった｡

｢たしか西城の希望してる大学はM大学だったな?｣

エンジンを止めると先生は大学の話を話を始めた｡

…良かった。
本当に大学の話だ｡

｢はい、そうですよ｡｣

｢M大学は偏差値高いぞ｡まあ､今の成績を維持すればなんとか受かるだろうが…｣

そう言うと土倉先生の手は私の足に…

そのまま私の足をゆっくり開く｡

｢…!!…せ､先生…何するんですか…!｣

先生の手をどかそうとする｡
けど､びくともしない…

｢M大学の入試は...｣

私の話を無視して話を続ける先生｡

そして､先生の手はスカートの中に…

｢ぃ…いや…!先生いやぁっ!!｣

私は必死に抵抗する｡
なのに先生はびくともしない｡