BOYS LOVE
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#1 [みるくん] 09/07/20 16:56
私立青桜学園文化祭―…
毎年恒例となっているビッグイベント
《美少女コンテスト》
そして今年もそのグランプリに輝くために選りすぐりの美少女達が集まる。
コンテスト開始を告げるベルが高々と鳴り響いた。
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#27 [みるくん]
「ちょっと誠!何の用なの?」
来た来た。
皆が声のした方を一斉に見つめる。
それもそのはず。
なんてったってこいつこそ美少女コンテストグランプリに輝いた大川翔子。
そして俺の幼なじみ。
グランプリに相応しくその容姿はまさに超一流品。
:09/07/23 18:08
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#28 [みるくん]
胸下まである金髪がかった髪はキレイにカールしていて、俺にはケバいくらいに思えるまつげバサバサのメイク。
別に化粧なんてしなくても充分美人なのに。
昔から、将来は女優だのモデルだのもてはやされていただけあって、本人も美容のことには妥協を許さない。
そのせいか年を重ねるごとにどんどん美人になっていく。
:09/07/23 18:16
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#29 [みるくん]
:09/07/23 21:15
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#30 [みるくん]
あんな細っこい体してまだ痩せたい、なんて気が知れない。
それにくわえ胸はDカップという我が幼なじみながらいい体をしていると思う。
こいつより美人な奴を俺は見たことがない。
「誠聞いてるの!?」
翔子が俺の肩をバシッとはたく。
うーん…こういうがさつな所がなければな。
:09/07/25 17:33
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#31 [みるくん]
「なぁ翔子、お前"RARA doll"って駅前のカフェ知ってる?一緒に行こうぜ」
男1人でそんな乙女チックなカフェにはいるのはかなり勇気がいる。
『翔子ならそのカフェ知ってるよ』そう言ったのは鏡也。
「えっちょっ何よいきなり…私にだって予定があるのよ」
翔子は俺がメールで、放課後教室来てっていきなり呼び出した事に怒っているのか、腕を組んでふんっと違う方を向いている。
:09/07/25 17:41
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#32 [みるくん]
翔子の予定も考えないで誘った俺が悪かったか…
「ごめんな、わかった」
と下を向いてうなだれる。
どうしよう…
「あっ行かないなんて言ってないわよ!ちょうど予定なくなったし」
「まじ!?ありがとっ」
俺は思わず翔子の手をにぎった。
その瞬間、翔子の顔が真っ赤になる。
:09/07/25 17:48
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#33 [みるくん]
「はっはなしてよ!」
ぱっと手を振り払われ俺はぽかんとした。
怒ったのかな?
「もしかして誠、覚えててくれたの?グランプリとったらパフェおごってくれるって…」
やっぱ幼なじみとはいえデリケートな女子高生の手をいきなり握るのはよくなかったかな。
「誠…?」
「えっあっうん!今日は俺がおごる!」
:09/07/25 17:54
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#34 [みるくん]
「嬉しい…っ」
やっぱ付き添ってもらうわけだしおごるのは当たり前だよな。
それにしても心なしか翔子喜びすぎじゃね?
そんなに金ないのかな。
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:09/07/25 17:57
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#35 [みるくん]
それにしても…凄い。
俺達はカフェRARAdollの前にいた。
俺は思わず、一瞬入るのをためらった。
屋根と扉は淡いピンク。
壁紙は小さい花柄に小窓についているカーテンは真っ白いレース。
クリーム色の椅子とテーブルが規則的に並んでいて、店内は女の子達で溢れていた。
従業員は見る限り全員女の子。
その制服も白とピンクで統一されていて、一見動きにくそうなフリルや刺繍が細かく施されている。
:09/07/25 18:06
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#36 [みるくん]
何かコスプレみたいだな。
それにしても翔子が一緒に来てくれて本当によかった。
もし1人だったらこの店をみて回れ右してるに違いない。
翔子は甘そうなチョコパフェにミルクティー。
みてるこっちが気持ち悪くなる。
甘い匂いに包まれて俺は胃がムカムカしてくるような錯覚がした。
ブラックコーヒーをすすりながらあたりを見回す。
:09/07/25 18:14
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