朝顔の恋
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#1 [ルル] 09/08/27 22:14
#268 [ルル]
電話越しに懐かしい憂の声が響く。
「どうしたの急に??」
『いや…昨日メール返って来なかったから具合でも悪いのかと思って(笑)』
「私は元気だよ。昨日はちょっと忙しくて…ごめんね。」
『そか。ならいいんだけどさ。もし本当に具合悪いなら無理すんなよ??』
相変わらず憂は優しい。
「う…ん。ぁりがとぉ…」
その優しさに涙が溢れそうになった。
:10/06/14 02:01 :P10A :dAAE/vmU
#269 [ルル]
それから少し話しをして私は電話を切った。
気持ちは晴れないけど憂に会いに行こう。
…昨日のは何かの間違いかもしれないし。
真相を確かめるためにも私は憂に会わなくちゃいけない。
:10/06/14 10:37 :P10A :dAAE/vmU
#270 [ルル]
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待ち合わせ時間より少し早めに行くとすでにそこには憂の姿があった。
「憂〜!!」
声をかけ近寄ると『翠ちゃんだぁ♪』と満面の笑みを浮かべている。
あ〜…今日もカッコいい(笑)
なんて思っているとポンッと頭に手を置かれた。
「昨日は本当に心配したんだからな??」
その手がとても暖かく一瞬でも昨日が夢だったんじゃないかと錯覚させる。
「本当ごめんね。さっ、今日は楽しもっ!!」
:10/06/14 10:43 :P10A :dAAE/vmU
#271 [ルル]
「そうだな。まずはどこに行こうか…」
当たり前にキュッと握る憂の手。
さっきまでは私の頭に。
そして昨日は『サユミ』さんに触れていた手。
「翠…どした??」
「へぇっ…??」
ふっと顔をあげると心配そうな憂。
「いやっ!!別に…ただぼーっとしてただけ(笑)」
:10/06/14 10:47 :P10A :dAAE/vmU
#272 [ルル]
「そう??なら良いけど。デート中にぼーっとするの禁止な(笑)」
いつもみたいにニカッと笑って憂は私の手を引いた。
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「ふぅ〜………」
あれから私達は買い物したりゲーセン行ったりとなかなかに楽しくデートしていた。
「翠ちゃん疲れた??」
そして今は私のわがままによりカフェで休憩中(笑)
「うん。二日続けてお出かけはキツかったかも…」
:10/06/14 10:51 :P10A :dAAE/vmU
#273 [ルル]
「だから無理すんなって言ったのに…」
苦笑いを浮かべながらアイスコーヒーをすする憂。
「ごめんなさぃ〜…」
私はミルクティーを片手に平謝り。
「なら…今から家来る??」
「えっ??キャアっ!!」
カランカランと氷を混ぜていた私はビックリしてグラスを倒してしまった。
:10/06/14 10:56 :P10A :dAAE/vmU
#274 [ルル]
「お前動揺し過ぎ(笑)」
ははっと笑いながら憂も片付けるのを手伝ってくれた。
「ごっ…ごめん。」
「後、謝り過ぎ(笑)翠疲れてるみたいだし、家来て一緒にゆっくりしたいなと思ったんだけど??」
「ああ!!そういうことか(笑)それなら…お邪魔したいです♪」
「んじゃ決まりなっ!!」
ぢゅごーっとアイスコーヒーを一気飲みして席を立つ憂。
「善は急げ!!翠、行くよ♪」
:10/06/14 11:01 :P10A :dAAE/vmU
#275 [ルル]
「ぅえぇっ!!ちょっと…待ってよ〜(泣)」
先に店を出た憂を私は必死で追いかけた。
「じゃあ、お茶持って来るからゆっくりしてなね。」
パタンっとドアが閉まり憂が下へと降りて行った。
夏の日差しでまぶしい室内はさっき冷房を入れたばかりでまだもわんとしている。
「ゆっくりって言われてもなぁ〜…」
:10/06/14 11:05 :P10A :dAAE/vmU
#276 [我輩は匿名である]
続きかいてよ
:10/08/20 01:00 :SH905i :usHNyQXQ
#277 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)
:22/11/02 18:20 :Android :v6aTTZj2
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