―‥ 殺したいほどに ※BL
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#111 [雪]

* あつさん

ありがとうございます ><
マイペース更新ですが
これからもよろしくです ★!

⏰:09/12/05 13:01 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#112 [雪]

「僕は‥汚れてるんだ」

結はぽつり呟いた。
蚊の鳴くような弱々しい声で‥

うまく励ましてやれない
自分に腹が立った。

「‥僕なんか、僕なんか、

生まれてこなければよかったんだ‥」

⏰:09/12/05 13:13 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#113 [雪]

衝撃だった。

結が寂しかったのも
辛かったのもわかってるつもりで、
俺と一緒だと思ってた。

だけど俺は
"生まれてこなければよかった"なんて
そこまで思い詰めたことはない。

金のために自分を売ったことが
必ずしもいいことだとは言えないけど‥

⏰:09/12/05 13:42 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#114 [雪]

抱きしめる腕に力を入れた。

「‥んな、悲しいこと言うな。」

結の首筋に顔をうずめた。
あったかい‥



それでも結の心は
何よりも冷え切っていた。

⏰:09/12/05 13:49 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#115 [雪]

秒針の音が痛い。

「海‥そのまま






僕を殺して‥。」

⏰:09/12/05 14:04 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#116 [雪]

普通はここで
"そんなことできるはずないだろ!"って
言うはずだった‥。




俺は体を少し離し
結の首に手をかけて

ぐっと力を入れ、首を絞めた。

⏰:09/12/05 14:40 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#117 [雪]

自分の手が震えていた。

徐々に力が入る手の感覚が
今までにない生々しさを覚え
暖かかった結の首が
だんだんと冷たくなってくる気がする‥


「死にたくなるよな‥結
辛かったんだろ‥?」

あえて俺は
結の耳元で優しく囁いた。

⏰:09/12/05 14:44 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#118 [雪]

すると結は
ぐっと歯を食いしばっていた。


「か‥ック‥海‥ッあぁ‥、」

苦しそうな声を漏らし
俺の名前を呼ぶ。

結の頬に
すっと涙が伝っていた。

⏰:09/12/05 14:48 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#119 [雪]

「死にたいんだろ‥?
今までの苦しさに比べたら‥
こんなの大したことない‥
そうだろ‥?結」

完全に俺はいかれちまった。
このまま弟を殺すのか‥?

「か‥いッ‥‥‥ッだぁ、
や‥ッ死に‥た‥ッン、ない‥。」

必死に振り絞った
"生"を欲するその声に
俺は手の力を緩めた。

⏰:09/12/05 14:51 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


#120 [雪]

手に残る結の細い首の感覚
"死にたくない"と言った振動‥

「‥ッグハ‥!ゲホッ‥ゲホッ‥」

苦しそうに咳き込む結の姿に
俺は我に返った。


何やってんだ‥俺

⏰:09/12/05 14:55 📱:D905i 🆔:DhlqH7iY


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