―‥ 殺したいほどに ※BL
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#401 [雪]
「んう」
痛いとこ突かれたような顔をして
入浴剤を手に取り、乱暴に湯船にぶち込む
真ん中からじわじわ、と白く濁って
満足げに笑い、飛び込んで来た
勢い良く顔に水しぶき
今日も平和だなーとしみじみ
:11/01/10 12:01
:D905i
:JT5NwcAk
#402 [雪]
「狭い」
案の定狭くなる浴槽
少し動くと体が触れた
触れないように、体を縮めて力を入れる
‥風呂なのに気が抜けないとは
2人して同じ方を向いて
隣同士、同じ顔が同じ風呂の中
第三者から見た絵を想像して
吹き出しそうになった
:11/01/10 12:06
:D905i
:JT5NwcAk
#403 [雪]
親子で風呂に入って、リラックスして
普段言えないことも言えるとか
‥よくある話。
横目で何度か結を見る
「‥緊張してんの?」
「‥うん」
聞き取るのがやっとなほど
小さく頷いて、答えた
:11/01/10 12:11
:D905i
:JT5NwcAk
#404 [雪]
続かない会話
俺も緊張してんだな‥たぶん
"親子水入らず"はあっても
"双子水入らず"はないらしい
少なくとも、俺らには
結の手首に浮かんだ赤い筋
前より数が増えたのかはわからない
多すぎて、数える気にもならない
:11/01/10 12:17
:D905i
:JT5NwcAk
#405 [雪]
「‥ヤな事あった時
発散の仕方は人それぞれでしょ?」
俺の視線に気付いたのか
結はやっと口を開いた
「僕には、"これ"が一番だった」
傷を眺める結の視線は
愛おしい物を見ているようで
胸が苦しくなって
「それは‥結が独りだったから」
:11/01/10 12:24
:D905i
:JT5NwcAk
#406 [雪]
「独りだったから
‥自分に当たるしかなかった。
んだけど、今は‥」
言い終わる前に、
結に言葉を被せられた
「わかってる。‥僕には、海が居る」
自らに言い聞かせてるようで
言い終わって、何度か頷いていた
:11/01/10 12:30
:D905i
:JT5NwcAk
#407 [雪]
「海、大丈夫だよ僕‥大丈夫だからね。」
「知ってる」
結の下がった眉を無理やり上げるように
頭を掴んでガシガシしてやれば
ハッとして笑顔を作った
「‥赤い、顔」
「のっ‥のぼせた!‥だけ!」
:11/01/10 16:58
:D905i
:JT5NwcAk
#408 [雪]
「出るっ!もう出る出る!」
「早っ‥まだそんなに時間‥」
「僕、長風呂苦手!」
ぎゃーぎゃー騒いで、水をかく
細い体が目の前に露わになって
妙にもやもやした
もどかしくて堪らなかった
:11/01/10 17:11
:D905i
:JT5NwcAk
#409 [雪]
本当にのぼせたのか
浮ついた足取りで
濡れたタイルを頼りなく踏んでいた
背中の真ん中にに綺麗な筋が見える
‥こんなに色っぽい物だったか?
男の裸を見たのは
高校の修学旅行以来だが‥
:11/01/10 17:23
:D905i
:JT5NwcAk
#410 [我輩は匿名である]
((o(^-^)o))わくわく

:11/01/18 23:36
:SH02A
:KJR/LYC6
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