太陽と夏の空
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#101 []
次の更新待ってます

⏰:06/08/29 19:41 📱:SH902i 🆔:RCquaO1w


#102 [ラビ]
麻嘩さん→ありがとうございます(T_T)☆文才があるなんて私にはもったいないお言葉…(>_<)(笑)本当にありがとうございマス☆これからも頑張って書くので応援よろしくお願いします(ノ∇≦*)

⏰:06/08/29 20:42 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#103 [ラビ]
イさん→ありがとうございます♪(〃ω〃)これから更新しますね☆頑張ります(≧∪≦*)

⏰:06/08/29 20:55 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#104 [ラビ]
【第3章―愛川高校】

父さんの死から1年…。


俺は中学3年生になり、夏を終えようとしていた。


俺達の代は“桜岡中史上最強”と言われるほどの強さで


中体連では全国出場を果たした。

全国大会では初戦から優勝候補と当たり、

惜しくも延長12回でサヨナラ負け。

⏰:06/08/29 21:04 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#105 [ラビ]
悔しかったけど…


悔いはなかった。


部活から解放された俺達に残されたのは

進路選択。


俺はとっくに進学する高校を決めていた。



もちろん、愛川高校だ。


父さんの母校…。


俺も父さんと同じように、愛川のユニフォームを着てプレーをしたかった。

⏰:06/08/29 21:13 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#106 [ラビ]
そんなある日のこと…


いつものように昼休みを過ごしていると、校内放送が流れた。


ピンポンパンポン♪♪


『え〜…野球部3年の坂本、宮本。野球部3年の坂本、宮本。職員室まで来てください』


ピンポンパンポン♪

⏰:06/08/29 21:24 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#107 [ラビ]
…野球部に坂本って


…俺しかいねぇよな…。


そんな当たり前のことを考えながら教室を出ようとすると、ヒロキが走ってきた。


ヒロキ「おい、達矢!今、オレ達呼び出されたよな…?」


達矢「おぅ…」


ヒロキ「てか、監督の声だったし…何の用だろう?」


俺は呼び出しの内容のだいたいは見当がついていた。

…たぶん、高校のことだろう。

⏰:06/08/29 21:29 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#108 [ラビ]
達矢「たぶん高校のことじゃない?推薦とか…?」

全国に出場したチームだ。

どこの高校が“欲しい”と話を持ちかけてきてもおかしくはないだろう。


ヒロキ「あ、そうかもな!…ってか悪ぃ、オレちょっとトイレ行ってから行くわ!先行ってて〜!!」

⏰:06/08/29 21:34 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#109 [ラビ]
達矢「お…おう(笑)」


俺は思わず、プッと笑ってしまった。

野球をやらせたら一流なのに、グランドを出たらちょっと天然のヒロキ。


そのギャップはなかなか面白いものだった。


ヒロキの後ろ姿を見送り、俺は一人で職員室に向かった。

⏰:06/08/29 21:37 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#110 [ラビ]
職員室の前に立ち

コンコンとノックをしようとしたその時…


「いやぁ〜モテモテですねぇ、坂本君と宮本君は。一体いくつの高校から声がかかってるんです?」

先生の声だ。


…坂本君と宮本君って…

俺達の話?


俺はちょっと気になってノックするのをやめ、立ち聞きすることにした。

⏰:06/08/29 21:42 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#111 [ラビ]
「ざっと6校くらいですかねぇ〜。しかも坂本と宮本のセットで欲しいっていう学校がほとんどなんですよ。」


…これは監督の声だ。


「ほぅ〜!!スゴいですねぇ!監督である先生も鼻が高いでしょう?」


監督「まぁ〜あれだけの選手ですからね。欲しいのは当たり前と言っちゃ当たり前でしょう。まぁこっちから言わせれば2人のセットが欲しいなんて贅沢ですよ」

⏰:06/08/29 21:47 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#112 [ラビ]
「それもそうですねぇ!それに、宮本なんて小学時代にも全国に行ってるみたいじゃないですか。」


監督「宮本と坂本は小学時代に全国をかけた試合で当たったそうだよ。宮本が制したようだが」


「そういえば、坂本も小学時代、ものスゴいピッチャーだって有名だったみたいじゃないですか!!坂本より宮本のほうが良かったんですか?」

⏰:06/08/29 21:53 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#113 [ラビ]
この質問に俺はドキッとした。


俺よりヒロキのほうが良かったのか…。

俺はさらに耳を近づけて、監督が話出すのを待った。



監督「坂本と宮本かぁ〜。」


ひと呼吸置いて監督は話だした。

⏰:06/08/29 22:05 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#114 [ラビ]
監督「確に坂本もスゴいピッチャーだった。中学に来てもすぐに戦力なれる実力だったし、たぶん、高校に入ってもピッチャーとして即戦力になるだろう。」


「じゃあなんで宮本を??」


…そうだよ監督。

じゃあなんで俺をピッチャーにしなかったんだ…?

⏰:06/08/29 22:19 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#115 [ラビ]
その質問に監督はすぐに答えた。

監督「本当は坂本をピッチャーとして使ってやりたかった…。だから最初は宮本と坂本で2人でピッチャーをやらせようと思ったんだが…

なかなかいい内野の選手が見付からなくて、試しに坂本にショートをやらせてみたんだ。

そうしたら坂本もなかなかいい才能の持ち主でな…そのままショートとして使ってみることにしたんだ。

宮本は宮本でピッチャーとしてスゴい才能があるし、文句のつけようがない。

⏰:06/08/29 22:31 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#116 [ラビ]
だから、宮本のほうが良かったとか、そういう訳ではないな。」


俺は少しホッとした。

良かった…俺に実力がなかったわけじゃなかった…。


「へぇ〜そうなんですかぁ。でも坂本はずっとピッチャーで周りから騒がれていたのに、いきなりショートやらされたりして、部内で衝突とかなかったんですか?」

⏰:06/08/29 22:39 📱:W32SA 🆔:DG9yfLs.


#117 [ラビ]
監督「それがなかったんですよね。二人は仲が良かったし。でもなぁ…」


俺とヒロキが仲が良いのは本当だ。


“でもなぁ…”?

なんだろう…?気になる…。


監督は言いづらそうに言った。


監督「こんなこと本当は言ったらダメだと思うんですがね、坂本は…宮本がいなかったら確実にエースでしたよ。」

⏰:06/08/30 05:24 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#118 [ラビ]
その言葉を聞いた瞬間、胸がズキズキと痛んだ。


…え…?


今なんて言った?


宮本がいなかったら…


ヒロキがいなかったら俺はピッチャーやれてたってことなのか…?


俺はなんとも言えない気持ちになって…


その場から動けなかった。


悔しいのか…?


なんなんだこの気持ち…?

⏰:06/08/30 06:47 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#119 [ラビ]
ピッチャーをヒロキに取られたことなんて

なんともないと思ってた。


ピッチャーに未練なんかないって思ってた。


でも俺…



きっと、心のどこかではピッチャーがやりたかったんだ…。


ヒロキの後なんかじゃなく、


誰の足跡もついてない


キレイなマウンドに…

立ちたいと思ってたんだ。

⏰:06/08/30 06:53 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#120 [ラビ]
自分の気持ちに素直になってみると

胸が苦しくなった。


“ヒロキに取られたことなんて悔しくない”?

“ピッチャーに未練なんてない”?

…くそ。

悔しくないわけねぇじゃん…。


黙って下を向き、いろいろ考えていると、後ろから足音が近付いてきた。

⏰:06/08/30 07:01 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#121 [ラビ]
「おい?」


呼び掛ける声と同時に肩をポンと叩かれた。


達矢「うわぁ?!」



ビックリして後ろを振り替えると、ヒロキがキョトンとして俺の顔を見ていた。



ヒロキ「あははは(笑)どうしたんだよ??(笑)」

⏰:06/08/30 08:10 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#122 [ラビ]
ヒロキは俺の顔を見て笑った。


俺は相当すごい顔をして驚いてたんだろう。

ヒロキは爆笑だった。


ヒロキ「入らないのか?」


ヒロキはドアに手をかけて俺に言う。


達矢「あ…入る入る…」

俺は動揺しているのがバレないようにした。


ヒロキも気付いていないようだ。

…良かった。

⏰:06/08/30 21:55 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#123 [ラビ]
ガラガラ〜…


ヒロキ・達矢『失礼しまーす』


挨拶をして中に入ると、監督と先生がいた。


監督「おー来たかぁ。ちょっと相談室に行っててくれ」


達矢「あ、ハイ。」


俺達は相談室に行き、監督を待った。


俺はさっきの監督と先生の会話を思い出し、ちょっとヒロキと2人きりなのは気まずかった。

⏰:06/08/30 22:00 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#124 [ラビ]
ヒロキ「なぁ、やっぱ高校の話だよな?♪」

達矢「たぶんな…。」


俺の気持ちとは逆に、ヒロキはニコニコして監督の話は何かとワクワクしているようだった。


ヒロキ「推薦とかきてるかなぁ?♪」


…お前にこないワケがないだろう…。


そんなことを思っていると…


ガチャ…


監督「待たせたな」


監督が入ってきた。

⏰:06/08/30 22:05 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#125 [ラビ]
俺達は背筋を伸ばし、姿勢を正す。


監督が俺達の向かいに座り、用件を話始めた。


監督「話とはな…だいたい想像がついてると思うが…高校の話だ。お前達はどうするんだ?」


…やっぱりな。

俺の予想は的中した。


達矢「推薦はきてるんですか?」

俺は愛川以外あまり興味はなかったが、一応聞いてみたかった。

⏰:06/08/30 22:11 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#126 [ラビ]
監督「公立では東商業、愛川高校、私立では白石学園、八雲高校、柴田工業、地方からは北澤学園だ。」


全部で6校か…。

白石・八雲・愛川・柴田と地元のベスト4がそろっている。


地元以外からは北澤学園…

甲子園常連校であり、常に甲子園ベスト8以上という強豪校からも声がかかっているなんて…。

予想以上だ。

⏰:06/08/30 22:20 📱:W32SA 🆔:2IODb7d6


#127 [ラビ]
達矢「俺、愛川に行きます。」


俺はハッキリと言った。


もうここ以外に行く気はない…。





監督「そうか。」


監督はすでにわかっていたような返事をした。


俺が父さんと同じ高校に入りたいと思っていることを知っていたのだろう。


監督「宮本はどうするんだ?」

監督は今度はヒロキに顔を向けた。

⏰:06/08/31 23:27 📱:W32SA 🆔:j78ObfgE


#128 [ラビ]
今日はバイトで疲れてもう眠いので明日書きますね↓(;_;)ごめんなさい↓(>_<)
今日書けなかった分、明日頑張っていっぱい書けるようにしたいと思うので、また明日も見に来て下さい☆

⏰:06/08/31 23:36 📱:W32SA 🆔:j78ObfgE


#129 [とも]
楽しみにまってます(-^□^-)

⏰:06/09/01 01:25 📱:P701iD 🆔:P1CDa9eg


#130 [ラビ]
ともイサン☆ありがとうございます(*^^*)楽しみにしただけるなんてホントに光栄です(T_T)☆頑張っちゃいます!!(笑)書きます((φ( ̄ー ̄ )

⏰:06/09/01 18:02 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#131 [ラビ]
ヒロキ「俺は…」


ヒロキは少し顔を曇らせた。

そして言いづらそうに口を開いた。


ヒロキ「俺も…愛川に行きます…。」


…え?

ヒロキも愛川?


俺は正直驚いた。

ヒロキはもう白石に決めているのだと思っていた。

だってヒロキの父さんが…


白石だったから。

⏰:06/09/01 18:11 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#132 [ラビ]
俺の父さんとヒロキの父さんは同期で、夏の甲子園をかけた大会で戦ったらしい。


俺の父さんは愛川でピッチャー、

ヒロキの父さんは白石でキャッチャーだった。


てっきり俺はヒロキは父さんと同じ高校に行きたいと思ってるんだと思ってた。

俺が父さんと同じ愛川に憧れているように…。

⏰:06/09/01 18:19 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#133 [ラビ]
監督「そうか、宮本も愛川か…。まぁ、まだまだ時間もあるし、まだまだこれからいろいろな学校からも来るだろうから、二人ともゆっくり考えなさい。」


ヒロキ・達矢『はい』


監督「じゃ、戻っていいぞ」


ヒロキ・達矢『ありがとうございました!』


…こうして監督との面談を終えた。

⏰:06/09/01 18:23 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#134 [ラビ]
相談室を出たあと、俺はぼんやりと考えていた。


…ヒロキも愛川か…。

別に嫌なわけではない。

嫌なわけではないんだけど…


なんだか心にモヤモヤが残る…。


「おい」


達矢「うわぁ?!」


また驚いて振り替えるとヒロキがケタケタ笑っていた。


ヒロキ「お前、今日驚きすぎだぞ(笑)」

⏰:06/09/01 18:30 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#135 [ラビ]
達矢「いや…悪ぃ」


ヒロキ「オレってそんなに怖い…?」


達矢「いや、そういうわけじゃないからさ」

ヒロキ「そう?なら良かった☆」

ヒロキは笑って言った。

…が、すぐにその笑みは消え、急に真面目な顔になった。

真面目というか…


どこか悲しそうだった。

⏰:06/09/01 18:36 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#136 [ラビ]
ヒロキ「俺さぁ…」

とても申し訳なさそうに話すヒロキ。

俺は目線をそらさずにヒロキを見つめて話を聞いた。


ヒロキ「俺さぁ…結構ちょっと前から愛川に行きたいと思ってたんだ。
最初は白石を考えてたし…自分は白石だろうって思ってたときもあったけど…

でもやっぱ父さんと同じばっかじゃなくて、自分で新しいことしたいなぁって思ってさ…

⏰:06/09/01 19:01 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#137 [ラビ]
でも…達矢は親父さんと同じ高校に行きたいって思ってるの知ってたから…。

オレについて来られるの嫌がるんじゃないかと思ってずっと言えなかったんだ…。」

俺はヒロキの話を黙って聞いていた。

やっぱり俺…


ヒロキにもそう思わせちゃう態度だったのかな…。

そうだと思うと、ヒロキにすごく申し訳ない気持ちになった。

⏰:06/09/01 19:13 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#138 [ラビ]
達矢「別に、迷惑じゃねぇよ!全然言ってくれて良かったのに…」

ヒロキ「ホント?!あのさ…これもずっと前から思ってたんだけど俺…高校でも達矢と野球がしたいんだ!」


ヒロキのその言葉に俺は嬉しくて…胸がいっぱいになった。

俺だって…まだまだヒロキと野球がしたい。


達矢「一緒に愛川行こうぜ」

⏰:06/09/01 19:17 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#139 [ラビ]
俺がヒロキに言えた言葉はその一言だった。


ヒロキ「本当に?!ありがとう!!」


ヒロキは満面の笑みを浮かべた。




『甲子園行こうぜ』



二人の声がそろった。


俺達は笑いながら教室へと戻った。


そしていつの間にか、あの心に残ったモヤモヤも消えているのに気がついた。

⏰:06/09/01 19:21 📱:W32SA 🆔:tJU7WrdY


#140 [カズ]
楽しかったよ
更新楽しみに待ってる

⏰:06/09/02 02:19 📱:W41CA 🆔:ogbf.qeM


#141 [ラビ]
カズさん~ありがとうございますュ@本当に嬉しい限りですK~楽しみにしていただけるなんて本当に感謝感激です更新頑張りますツヘ(笑)

⏰:06/09/02 08:54 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#142 [ラビ]
こうして、俺達は中学を卒業。

愛川高校へ特待生として入学した。


真新しい制服に身をつつみ、胸を踊らせながら愛川の校門を抜ける。


愛川は昔からあるわりには、改装を繰り返しているからか、校舎はなかなか綺麗だった。


ここで3年間…俺達は甲子園を目指す。


待ってろよ、甲子園。

⏰:06/09/02 09:05 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#143 [ラビ]
【4章―夢の始まり】

入学してから1週間後。

部活見学期間を終え、正式に入部を認められた。


緊張しながらグランドに入る。




カキーン!!

「いったぞー!!」

「島田ー!つっこめー!!」


「ナイスプレーナイスプレー!!」



…スゴい。

当たり前だが、中学と比べ物にならない練習内容とレベルの高さ。

⏰:06/09/02 09:15 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#144 [ラビ]
中学レベルの俺の頭で言わせてもらうと、これで甲子園に行けないというのが不思議だった。


…もっと上がいるということか…。


現在、地元トップで甲子園出場を果たしている白石学園のことを考えると…

ゾクっとした。

⏰:06/09/02 09:19 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#145 [ラビ]
「1年生だよね?」

誰かが声をかけてきた。


振り向くとそこには、土で汚れた練習着を着た選手が立っていた。
練習着には“愛川高校”と書かれている。

…先輩だ。



「入部希望者?」

先輩はニコっと笑い、俺達に尋ねる。


ヒロキ・達矢『ハイ!』


元気に返事をすると先輩はまたニコっと笑って

「こっちにおいで☆」

と案内してくれた。

⏰:06/09/02 09:26 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#146 [ラビ]
てくてくと俺達は先輩の後ろをついて歩いた。

先輩「…ってゆうかよく見たら坂本君と宮本君じゃん!!(笑)」


『へっ?』

俺達は驚いた。

達矢「俺達のこと知ってるんすか?」

先輩「知ってるもなにも地元じゃ結構有名人でしょ?(笑)いや〜坂本君と宮本君のセットで愛川来てくれるなんて嬉しいよ☆」

先輩はまたニコニコしながら言った。

⏰:06/09/02 09:33 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#147 [ラビ]
自己紹介の前に名前を言われるなんてこと…前にもあった気がする…。

まぁいっか。

とりあえず俺達は歓迎されているようだった。


達矢「いや、俺なんて対したことないです。」

そういうと先輩は俺の頭をパシっと叩いて

先輩「何言ってんだよっ☆まぁちょっと中学と高校じゃ違うけどさ、すぐ慣れるよ☆」

と言ってくれた。

⏰:06/09/02 09:39 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#148 [ラビ]
そんな話をしていると、いつの間にか野球部の部室に到着した。

先輩「ここが野球部の部室ね☆着替えたらグランドにおいで☆」

ヒロキ・達矢『ありがとうございます!』


俺達はお礼を言って部室のドアを開けた。


…ガチャ…

⏰:06/09/02 09:47 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#149 [ラビ]
中には一人…1年生と思われる人がいた。


「あ…」


目が合い俺達3人はどーも、と頭を下げた。


「…お先に」


そいつは先に着替えを済ませ、部室を出ていった。


体格がかなりいいし、背も高い。

高校はこんな奴がゴロゴロいるのか、と思うとこの先が不安だった。

⏰:06/09/02 12:07 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#150 [ラビ]
そんなことを考えていると、ヒロキがボソっと言った。


ヒロキ「なぁ…今のヤツめっちゃ体格いくねぇ?!どーしよ、オレ…」


…ヒロキも俺と同じ不安を感じていたようだった。


達矢「大丈夫だろ。体格で負けてるなら技術で勝負だ!」


ヒロキと気合いを入れなおし、着替えを済ませグランドに向かった。

⏰:06/09/02 14:38 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#151 [ラビ]
グランドに行くと、入部希望の1年生と先輩達が集まっていた。


先輩「おっ来た来た☆」


さっきの先輩もいる。


俺達は先輩達の前に並んだ。

ざっと1年生だけで2,30人はいる。

ふと左を向くと、見知らぬ人物が立っていた。


坊主頭で背が高く、体格もいい。

歳は30代前半といったところだろうか。

⏰:06/09/02 14:46 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#152 [ラビ]
…この人が監督か…?


そう思っていると、早速その人が話始めた。


「全員そろったようだな。私はこの愛川高校野球部の監督、相澤和弘(アイザワ カズヒロ)だ。よろしくな」


1年生『よろしくお願いします!』


一斉に帽子を取り挨拶をする。


…この人が監督かぁ。

パッと見た感じではあまり怖そうな感じではなかった。

⏰:06/09/02 14:52 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#153 [ラビ]
監督「それじゃあ早速、3年生、2年生、1年生の順番で自己紹介してもらうな。じゃ、キャプテンの田沢から」

「ハイ」

そう言って一歩前に出て帽子を取る先輩。


…あ。


その先輩はさっき俺達を案内してくれた先輩だった。


田沢「3年、ファーストでキャプテンの田沢です。1年生のみんなとはちょっとの間しか野球を出来ないけど、一緒に甲子園目指して頑張りましょう!」

⏰:06/09/02 14:57 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#154 [ラビ]
…さっきまで笑顔だった表情とはうってかわって先輩はスゴくりりしい顔をしていた。

俺達を案内してくれていたときは、あんなに笑って子供みたいな感じだったのに…。


しかもその人がキャプテンなんて驚きだった。




そして、3年生、2年生と自己紹介が終わり、続いて1年生の番になった。

⏰:06/09/02 15:03 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#155 [ラビ]
左から順番に自己紹介していく…。

そしてさっき部室にいたヤツが一歩前に出た。


岸田「緑町中学校から来ました。岸田淳平(キシダ ジュンペイ)といいます。ポジションはキャッチャーです。よろしくお願いします!」


…へぇ〜あいつキャッチャーなのか。


そんなようなことを考えているうちに、自分の番になった。

⏰:06/09/02 15:12 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#156 [カズ]
続きがものすごく気になるのは俺だけ

⏰:06/09/02 15:36 📱:W41CA 🆔:ogbf.qeM


#157 []
私もデス

⏰:06/09/02 16:47 📱:SH902i 🆔:Y.pE3L.2


#158 [ラビ]
カズさん、イさん☆
すいません↓休憩しすぎました(>_<;)(笑)お待たせしてしまってゴメンなさい""(ノ_<。)書きますッ((φ( ̄ー ̄ )

⏰:06/09/02 16:54 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#159 [ラビ]
達矢「えっと…桜岡中学校から来ました。坂本達矢といいます。ポジションは…」


ここで俺は一瞬止まってしまった。

俺のポジション…?


俺のポジションは…



達矢「ポジションはショートとピッチャーです。よろしくお願いします!」


俺は…あえて“ショートとピッチャー”と言った。

⏰:06/09/02 17:01 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#160 [ラビ]
ショートは本当にやってたポジション。

ピッチャーは…

やっていなかったわけじゃない。でも…

“これからやっていきたい”


そういう気持ちを込めて言った。

俺は少しチラッとヒロキのほうを見た。

もしかしたらびっくりされているかもしれない。

そう思ったから。

⏰:06/09/02 17:50 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#161 [ラビ]
でもヒロキは


少しも表情を変えてなかった。


りんとした表情で

俺の言葉を聞いていた。


“達矢がピッチャーやりたいと思うのは当たり前だろう”

そう思ったのか。

“宣戦布告”

そう思ったのか。

どちらでとらえたのかはヒロキにしかわからないが…。

⏰:06/09/02 17:56 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#162 [カズ]
いちようアゲアゲ(σ・∀・)σ

⏰:06/09/02 18:27 📱:W41CA 🆔:ogbf.qeM


#163 [ラビ]
カズさん~アゲありがとうございます~今からまた更新しますね。c

⏰:06/09/02 19:25 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#164 [ラビ]
ヒロキは一歩前へ出て自己紹介を始めた。

ヒロキ「桜岡中学校から来ました。宮本ヒロキといいます。ポジションはピッチャーです。よろしくお願いします!」


俺は少しビクっとした。

心なしか、“ピッチャー”という言葉を少し強調していた気がする…。

…気のせいか…?



監督「よし、全員だな?」

⏰:06/09/02 19:39 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#165 [ラビ]
俺は監督の声にハッとした。


監督「まぁ名前は後々覚えていくだろうし、1年生は早く硬式に慣れるように日々努力すること!2、3年生は新しい仲間と共に甲子園を目指して頑張ろう!以上!練習に戻る!」


こうしてミーティングが終わり、練習が始まった。

⏰:06/09/02 20:03 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#166 [ラビ]
まずはキャッチボール。


…硬式のボールは堅くて痛い。



…パシィィン!!



…いってぇ〜…。


左手の痛みをこらえながらキャッチボールをした。


…やっぱ投げる感じもちょっと違うなぁ…


そんな軟式と硬式の違いを感じながら、あっという間に日が暮れていった。



『ありがとうございました!!』

⏰:06/09/02 20:22 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#167 [ラビ]
今日の練習が終わった。


部室が一斉に部室に戻る。


ヒロキ「達矢お疲れ☆」


達矢「おう!お疲れ☆」

俺達も部室に戻ろうとしたその時…


監督「おい、坂本!」


達矢「ハイ!」


俺は監督に呼ばれた。


達矢「悪い、ヒロキ。先行ってて!」

ヒロキ「わかった☆」

俺は一人グランドへ戻った。

⏰:06/09/02 22:38 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#168 [ラビ]
帽子を取り、一礼する。

達矢「っします!」

俺はかなり緊張していた。

すると監督はハハッと笑い、

監督「もっと楽にしていいぞ?」

と言ってくれた。


達矢「あ…すいません…」

俺は少しだけ姿勢をくずし、監督の話を聞いた。



監督「坂本は、本職はショートだったんだろう?たまにピッチャーで投げていたみたいだが…。お前自身、どうしたい?」

⏰:06/09/02 22:43 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#169 [ラビ]
達矢「えっ…?」


俺は一瞬固まった。

俺自身どうしたいって…?


達矢「どうしたいって…どういうことですか?」

監督「ポジションだよ。どっちがやりたいんだ?お前はショートだったみたいだが、元々はピッチャーで有名だったハズだ。そうだろう?」


監督は俺が小学時代ピッチャーでカナリ有名だったということを知っているようだった。

⏰:06/09/02 22:48 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#170 [ラビ]
…どっちがやりたいのか…?

その質問は俺の胸に突き刺さる。

達矢「俺は…」


答えに困ったが、俺はゆっくりと話始めた。


達矢「俺は…ピッチャーがやりたいです。でも…俺はショートも好きだから、どっちもやりたいです。」


言い終わってから、あんまり答えになっていないような気がした。

が、これは俺の本心だ。

⏰:06/09/02 22:52 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#171 [ラビ]
ピッチャーじゃなくてもいい。

そう言ってしまうと嘘になる。


ショートはやりたくない。


そう言っても嘘になってしまう。

俺は本当はずっとマウンドに立ちたかった…。

ずっと…ずっと…。


でも、父さんも俺のショートでのプレーをほめてくれた。

そして気付いた。


一人で野球は出来ない。

ただ一人マウンドにあがり、ただ一人投げ続けても

それは意味がないということ。

⏰:06/09/02 22:55 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#172 [ラビ]
周りで守ってくれる

仲間がいるからこそ

ピッチャーは投げ続けることが出来るんだって…。


そして俺は…

そのピッチャーを支える側になるのも気持ちイイもんだって

気付いたんだ。


監督はちょっとの間考えていたようだった。

そして、ゆっくりと口を開いた。

⏰:06/09/02 22:59 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#173 [ラビ]
監督「そうだな…。お前は確かにピッチャーの才能があるし、普通にいけばピッチャーだ。だが…お前にはショートとしてのセンスも抜群にいい。だからピッチャーと知らず、普通にいけばショートだ。そこでお前の希望を聞いたんだが…」


俺は心臓が飛び出そうだった。

何を言い渡されるのか…。


もう黙ってなんかいられないくらいだった。

⏰:06/09/02 23:02 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#174 [ラビ]
監督「ピッチャー兼ショートってのでどうだ?」

…えっ?

達矢「ピッチャーも…やらせてもらえるんですか…?」


恐る恐る聞き返す。


監督「もちろんだよ!お前をピッチャーで投げさせない、なんてもったいないことするもんか!(笑)」

監督はニコッと笑って言い返した。


俺はその瞬間、飛びはねたいくらい嬉しかった。

⏰:06/09/02 23:22 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#175 [ラビ]
達矢「ありがとうございます!!」

俺は全身全霊、心の底から感謝の気持ちを込めて頭を下げた。


監督「まぁそういうことだから、戻っていいぞ」


達矢「ハイ!ありがとうございました!!」


俺はもう一度頭を下げ、部室へと戻っていった。

⏰:06/09/02 23:25 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#176 [ラビ]
部室に着くと、部員はほとんどが帰ってしまっていた。


ガチャ…


ドアを開けると、ヒロキがいた。

ヒロキ「お疲れ☆」


ヒロキは笑顔で俺を迎えてくれた。


達矢「サンキュ☆」


俺もつい笑顔になって言葉を返した。

⏰:06/09/02 23:28 📱:W32SA 🆔:4RHgPAtg


#177 [ラビ]
ヒロキ「なぁ?なに言われたの??」

ヒロキは興味深々に尋ねる。


達矢「ナイショ☆」

俺はなんとなく、今ヒロキには言いにくかった。

“俺もピッチャーやれることになったんだ”


だなんて…。


ヒロキ「うわぁ〜!!待っててやったのにヒデぇなぁー(笑)」

達矢「へへへっ☆」

⏰:06/09/03 07:37 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#178 [ラビ]
ヒロキはそれ以上深く聞いてこなかった。


達矢「よっしゃ!帰ろうぜ!」

俺は着替えを済ませ、ヒロキに言った。


ヒロキ「よし、帰るかぁ☆」



俺とヒロキは笑いながら、部室を後にした。




…こうして、俺達の青春は始まった。

⏰:06/09/03 07:44 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#179 [ラビ]
どんなにツラいことがあっても


ここで出会った仲間と支え合って乗り越えていく。


喜びは

仲間と共に分かち合う。




…全員、目標は一緒だ。


“甲子園”



ただ1つの球場に行くために

俺達は全身全霊をかけて戦う。


この高校野球に俺達の青春を捧げる。



俺達の夢は始まったばかりだ。

⏰:06/09/03 08:21 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#180 [ラビ]
【5章―夢が叶うとき】

高校に入学して、たくさんの季節が流れた。


3年生の先輩たちは、甲子園に行けずに引退した。


甲子園を手にしたのは…


白石学園。




そして俺達は2年生になり、グランドに立てる機会も増え

ポツポツとレギュラーになるヤツが出てきた。

⏰:06/09/03 08:27 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#181 [ラビ]
もちろん、俺とヒロキは普通にベンチ入り。


俺はレギュラーでショートを守っていた。


ヒロキはというと、先発はさすがに先輩で、その次にヒロキといった感じだった。




そしてその次のピッチャーに…俺。



ヒロキがベンチにさがると、俺がショートからピッチャーになり、他の奴がショートに入った。

⏰:06/09/03 08:33 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#182 [ラビ]
でも…



この年も甲子園をつかむことは出来なかった…。


甲子園を賭け、迎えた決勝戦。


延長11回。


表に1点取られ


裏にその1点をかえすことが出来ず…

試合終了。



この年も甲子園を手にしたのは…


白石学園。

⏰:06/09/03 08:36 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#183 [ラビ]
俺はたまらなく悔しかった。


喜んで飛びはねる白石の奴らの横で



俺は涙を落とした。



『この悔しさを忘れてはならない。悔しい思いを次に繋げ、また来年…次こそは、甲子園をつかもう。』

試合終了後のミーティングで監督が言った言葉…。

⏰:06/09/03 08:41 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#184 [カズ]
たのしみだからアゲアゲ

⏰:06/09/03 15:03 📱:W41CA 🆔:gpGQvZdU


#185 []
ァゲま
頑張って下さぃ

⏰:06/09/03 19:56 📱:SH902i 🆔:18FoDaZo


#186 [ラビ]
カズさん、イさん☆
アゲありがとうございます(*^ー^)ノ♪今バイト終わりました(>_<)↓お待たせしてすいません(T_T)書きますっ☆

⏰:06/09/03 21:38 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#187 [ラビ]
…そうだ。

まだ俺達には来年がある。


夢はまだ終わってない。



甲子園の土を踏むまでは…


諦められない。

⏰:06/09/03 22:24 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#188 [ラビ]
そして、先輩達は引退し、俺達の代になった。



新キャプテンはヒロキだ。


ヒロキは選ばれたときは驚いて「無理」の一点張りだったが

意外とやってみると様になっていて、最高のキャプテンだった。



俺は一応副キャプテンになったが、仕事はほとんどない。


キャプテンのヒロキをサポートするくらいだ。

⏰:06/09/03 23:02 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#189 [ラビ]
新チームもなかなかで、十分甲子園を狙えるレベルだ。



そして俺は相変わらずピッチャーとショートを行ったり来たりだったが、


先輩達が引退してから、マウンドにあがる回数が多くなってきた。




…スパーン!!!

「ストライク!!バッターアウト!」



…自分で言うのも何だけど、マウンドにあがると、天才と呼ばれていた時の自分が戻ってくるような感じがしていた。

⏰:06/09/03 23:12 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#190 [ラビ]
「やっぱあの坂本って奴…スゲェなぁ」

「おぅ…宮本とアイツが投げるんなら敵わねぇよな…」


そんな会話を聞くこともしばしば。


俺は嬉しくてたまらなかった。


…マウンドって…スッゲェ気持ちがいい。


いつもいつも同じことを思っていた。

⏰:06/09/03 23:19 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#191 [ラビ]
でも俺がレベルアップするたび、

ヒロキもどんどん上手くなっていった。



だからもちろん、先発はいつもヒロキ。


でも…


ヒロキのスゴさは俺もわかってる。

だから、納得はしていた。


エースは“ヒロキだ”って。

⏰:06/09/03 23:25 📱:W32SA 🆔:pBac1Lm6


#192 [我輩は匿名である]
すごくわかりやすくておもしろいですがんばってください(^3^)/

⏰:06/09/04 00:03 📱:N901iC 🆔:lB8ItXms


#193 [カズ]
アゲアゲ

⏰:06/09/04 10:01 📱:W41CA 🆔:12ujj.ho


#194 [ラビ]
匿名さん☆ありがとうございます(*^^*)読んでいただけて本当に嬉しいです(>_<)♪まだまだ未熟な小説ですが、頑張るのでよろしくお願いします☆(≧∪≦*)

⏰:06/09/04 12:58 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#195 [ラビ]
カズさん~いつもアゲアゲありがとうございます嬉しいです~せっかくアゲてくれてるのに、たくさん更新出来てなくて本当申し訳ないですソ今日はバイト休みなんでたくさん更新出来たらするので楽しみにしてて下さいね。~

⏰:06/09/04 13:02 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#196 [カズ]
楽しみにしてる自分のペースでがんばっちゃて

⏰:06/09/04 13:13 📱:W41CA 🆔:12ujj.ho


#197 [ラビ]
カズさん~ありがとうございますュ@書きますッ(。_。)φ☆

⏰:06/09/04 18:18 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#198 [ラビ]
監督「よーし!クールダウン!!」

『ハイ!』



…今日の練習が終わった。


疲れたなぁ…。

早く晩飯が食いたい。



…そんなことを思いながら、すでに日の沈んだ空を見上げていた。





「お疲れっすー」

「お疲れ様でしたー」

「お疲れさん」

⏰:06/09/04 18:23 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#199 [ラビ]
「達矢先輩、お疲れ様でした!」

達矢「おーう!お疲れ」


部員たちが次々と部室を出ていく。


ヒロキ「おい達矢、行くぞ?」


達矢「おう☆」


ヒロキ・達矢『お疲れさんでしたぁ』


俺達も部室を後にする。


ガチャ。


ヒロキ「いやー疲れた疲れた。」

達矢「ホント疲れたよな。…ってあれ?」

⏰:06/09/04 18:31 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#200 [ラビ]
俺は忘れ物に気が付いた。


ヒロキ「どした?」


達矢「部室にチャリの鍵置きっぱなしだ。先チャリんとこ行ってて〜!!」


ヒロキ「わかった♪」


そう言って俺は一人で部室に戻った。

⏰:06/09/04 18:34 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


#201 [ラビ]
達矢「はぁ〜。めんどくせぇなぁ…。」

ブツブツと文句を言いながら部室の前に立った。


部室のドアに手をかけ、開けようとしたとき…


「…だよな!」


と声が聞こえてきた。


…何だ?

俺は少し気になったので様子をうかがうことにした。

⏰:06/09/04 18:39 📱:W32SA 🆔:ycqhNSgc


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