太陽と夏の空
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#220 [ラビ]
…スパーン!!
「ストライク!バッターアウト!!」
―試合終了。
ワァァァァァァァ…
会場が破れんばかりの大きな歓声。
俺達は白石をやぶり、
甲子園を決めた。
:06/09/05 13:23 :W32SA :pFuM3zxU
#221 [カズ]
甲子園だやった
:06/09/05 13:57 :W41CA :v1yl.75k
#222 [ラビ]
文章ヘタで伝わってるか不安なんで一応言っておきます(>_<)
現在→過去→現在の順番で書いていますので、甲子園を決めたところは一番最初の>>1-4と同じ場面ということになります。
過去の所が長すぎてワケわからなくなってる人がいるかもしれないですね↓↓これから書くのは現在になるので、見捨てないで見てて下さいね(;_;)(笑)
:06/09/05 14:59 :W32SA :pFuM3zxU
#223 [ラビ]
↑のアンカーミスりました(|| ゜Д゜)
>>1-4:06/09/05 15:01 :W32SA :pFuM3zxU
#224 [ラビ]
【7章―光と悪夢】
甲子園を決めた俺達は
学校ではヒーローだった。
地元中の新聞のネタになり、
監督のところにはよく記者が訪れていた。
なんせ10年ぶりの甲子園。
昔、日本中を沸かせた強豪が復活したのだ。
:06/09/05 15:10 :W32SA :pFuM3zxU
#225 [ラビ]
ヒロキ「なんか…プレッシャーだよな。」
苦笑いでヒロキは言った。
達矢「新聞の記事の1面飾るような奴が何ビビってんだよ」
…どこの新聞を開いても
宮本宮本宮本宮本宮本…。
デカデカと写真まで載り、もはや地元でヒロキの名前と顔を知らない奴はいないだろう。
:06/09/05 15:17 :W32SA :pFuM3zxU
#226 [ラビ]
ヒロキ「バカ、それもプレッシャーなんだろうが!(笑)」
俺達はハハハッと笑い、贅沢な悩みだな、と俺は言った。
達矢「もうすぐあの土を踏めるぜ」
ヒロキ「あぁ…。やっと夢が叶うな」
あの土が踏めるということは
球児であれば誰しもが羨ましがること。
俺達が長年見続けてきた夢は
この夏、やっと開花する。
:06/09/05 15:22 :W32SA :pFuM3zxU
#227 [ラビ]
そして…俺はある決心をしていた。
達矢「なぁヒロキ…」
ヒロキ「ん?」
達矢「お前を…日本一のピッチャーにしてやるよ。」
ここまで来たらヒロキにはとことん上にいって欲しい…。
甲子園で優勝したら…
ヒロキは高校で日本一の投手となるだろう。
:06/09/05 15:29 :W32SA :pFuM3zxU
#228 [ラビ]
ヒロキには、それに値する力もある。
不可能じゃないハズだ。
俺はニヤッと笑ってヒロキを見上げた。
するとヒロキはプッと笑って俺に言った。
ヒロキ「じゃあオレはお前を日本一のショートにしてやんなきゃな!」
:06/09/05 15:32 :W32SA :pFuM3zxU
#229 [ラビ]
ヒロキもまた俺を見てニヤッと笑った。
達矢「約束だぜ?」
ヒロキ「おう!!」
また俺達はハハハッと笑って、今度は空を見上げた。
青くてキレイな空…。
この空は甲子園まで続いていて、この空の下でプレーするんだ。
「最高だな…」
俺はボソっとつぶやいた。
:06/09/05 15:50 :W32SA :pFuM3zxU
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