私があなたの盾になる
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#1 [ミモザ] 10/01/16 12:51
 


一つの戦争が
すべてを巻き込んだ

終わることのない戦い
希望さえ見失いかけた土地で
俺はハルに出逢った

#143 [ミモザ]
 


『ふうん。そうかい
名前と街名をいいな』


「俺の名はリュウ
この子は、ハル
東の都から旅をして来た」


『なんの目的で?』


「セスナへ行き
セスナ王に会うためだ」

⏰:10/01/27 18:28 📱:D904i 🆔:scA.X8Lo


#144 [ミモザ]
 


『泊まる期間は?』


「3日」


『馬鹿言うんじゃないよ
旅人さん
ここからセスナまで
何キロ歩くと思ってんだい
食料の調達で最低でも
4日はかかる』

⏰:10/01/27 18:32 📱:D904i 🆔:scA.X8Lo


#145 [ミモザ]
 



「4日か‥」


『何か問題でも?』


「いや、十分だ
ありがとう」


『部屋は好きに使いな
今、セスナ兵共は街の男共を連れて狩りに出てちょうど留守だ』

⏰:10/01/27 23:23 📱:D904i 🆔:scA.X8Lo


#146 [ミモザ]
 

「いつ頃帰ってくるんだ?」

『さあねぇ〜
狩りと言っても
猪や鹿とは
別格だからねえ』


「別格?」


『あら、知らないのかい?ヴィクタの竜の子だよ、

馬鹿馬鹿しいだろう
ヴィクタなんて、いるわけがない』

⏰:10/01/28 00:32 📱:D904i 🆔:f13XerzU


#147 [ミモザ]
 

「昔、祖母から
聞いたことがあります
ヴィクタの竜の子の角には生と死を司る秘密があると」


『ヴィクタはとうに滅んだ
けして存在してはいけない
もしあれが兵器に使われれば、この国は‥‥』


『ばあーちゃん‥‥』

⏰:10/01/28 00:41 📱:D904i 🆔:f13XerzU


#148 [ミモザ]
 

『ショータ、客人を
部屋に案内しなさい
私はもう少し
リュウと話がしたい
いいかね?お嬢さん』


ハルは戸惑いながらも
頷き
俺を見た


「ハル、先に
休んでいてくれ
俺もあとから行くよ」

⏰:10/01/28 00:45 📱:D904i 🆔:f13XerzU


#149 [ミモザ]
 


『ねえちゃん!!
こっちだよー!!』


そう言ってショータは
ハルの手をとって
廊下の先へと進んで行った


『ショータはいい子だよ
たまに、私の所へ来て
洗濯物を
手伝ってくれるんだ』

⏰:10/01/28 00:48 📱:D904i 🆔:f13XerzU


#150 [我輩は匿名である]
主さん忙しいのかな(>_<)?
更新するの楽しみに
首を長くしてまってますね★

⏰:10/02/01 23:15 📱:F906i 🆔:I0gnw2Fw


#151 [エリカ]
おもしろ-い

⏰:10/02/02 01:16 📱:SO903i 🆔:.VHJ0kcE


#152 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/11/23 16:02 📱:Android 🆔:yR7K92nk


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