いま、君に
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#1 [.XG] 10/02/15 23:32
いつだって
俺は逃げてた
すべての事から
当たり前の事が
当たり前じゃないと、
否定された瞬間
俺の目の前にある
すべてのモノは存在しない
#46 [.XG]
「俺も行くー!」
と言ったのは
今朝の死んでる在校生
俺たちに
付いてきたみたいだ
「よっしゃ!出発〜」
:10/02/16 02:25
:D904i
:khE/zqm6
#47 [.XG]
先頭を歩く諄
その後ろに在校生
そして俺は
その後ろで見守る
保護者的存在
「で?諄
どこから入るわけ?」
その問に
深く考え始める諄と在校生
:10/02/16 02:40
:D904i
:khE/zqm6
#48 [.XG]
「下見にきて良かったよな!!ぶっちゃけ本番
みんなで肝だめし!って時に肝心なそのスポットに入れなかったら
意味ないもんな!」
「で、どこから入るわけ?」
「正門はしっかり鍵かかってるし、とりあえず裏行って見ようぜ
最悪、肝だめしコースこのビルの空き地周辺だな!」
:10/02/16 08:24
:D904i
:khE/zqm6
#49 [.XG]
諄は笑いながら歩く
もちろん
在校生の存在には
気づいてない
この廃虚に入れなかったらそこの在校生におばけ役を頼もうと俺は密かに考えていたのだった
:10/02/16 08:30
:D904i
:khE/zqm6
#50 [.XG]
そしてふとたまに
思うときがある
高校生になって
諄と言う初めて友達と
呼べる奴に出会って
俺はいつも諄に振り回されていた
そして今回は、
肝だめしの下見
:10/02/16 08:35
:D904i
:khE/zqm6
#51 [.XG]
諄、お前には
用意周到と言うのは
ないのか………
呆れて2人のあとを
ついて行く俺
草木が茂って
高い壁の向こうは道路
:10/02/16 08:39
:D904i
:khE/zqm6
#52 [.XG]
意外に裏は
狭いと分かった俺たち
「これじゃあ、肝だめし
無理だな〜全然怖くねえもん。よし!帰ろう」
と、棒読みで俺が言った時
諄が立ち止まって指さした
:10/02/16 08:43
:D904i
:khE/zqm6
#53 [.XG]
ホワイトベージュの壁に長方形の
ガラス窓が均等に設計され
その一番奥の窓に
女がペタッとはりついて、俺たちを見ている
「あ、こっから入れるんじゃね?」
諄は女に気づかず
それと違う窓の冊子を
ガタガタ動かす
:10/02/16 11:55
:D904i
:khE/zqm6
#54 [.XG]
「おい!止めとけ」
「大丈夫だって〜
…あ、……開いた
ラッキー♪」
「不法侵入だぞ」
そう言った時
廃棄ビルの建物の中から
物音がした
:10/02/16 12:02
:D904i
:khE/zqm6
#55 [我輩は匿名である]
:10/02/16 14:17
:SH01B
:fCVX2kkk
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