いま、君に
最新 最初 🆕
#21 [.XG]
 

そのせいで
先生には怒られるし


友達からは
嘘つき。と呼ばれ


近所のおばさん達からは
可哀想な子。と呼ばれた

⏰:10/02/16 00:29 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#22 [.XG]
 


俺に見えてるモノは
この世に存在しては
いけないもの。らしい


だけど、
そこにいるのに
そこに確かにいる



それでも
誰も信じてくれない

⏰:10/02/16 00:34 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#23 [.XG]
 


しばらくして
父さんの仕事の都合で



今考えれば
俺の為に

住み慣れた土地を離れて
最初からやり直した

⏰:10/02/16 00:45 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#24 [.XG]
 


生活も
近所付き合いも


学校も友達も全部


「いいか、優人
もう嘘はつかないでくれ
これ以上、母さんの事を
言わないでくれ
父さんも辛いんだ」

⏰:10/02/16 00:47 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#25 [.XG]
 

最初は分からなかった
区別がつかなかった


あの人は存在していて
この人は存在していない

だからしばらく
俺は無口で
いるようになった

⏰:10/02/16 00:51 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#26 [.XG]
 

見えない存在を
言ってしまったら
ダメだから


だから、学校が変わっても
嘘つきと呼ばれくなっても
友達は出来なかった


声を出して
言葉にするのが怖かった

⏰:10/02/16 00:55 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#27 [我輩は匿名である]
ワロタwww

⏰:10/02/16 00:58 📱:SH01B 🆔:hFNvVicM


#28 [.XG]
 


否定されるのが
あの頃の俺に
とって一番嫌だった


そんなふうにしてると



一緒についてきた
お母さんの姿が
見えなくなった

⏰:10/02/16 00:58 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#29 [.XG]
 

あれから11年が経ち

俺は16歳になった


現状は変わらないまま

だけど、区別はできるようになって


高校生になった俺は
まともな生活を
送り始めたんだ

⏰:10/02/16 01:04 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


#30 [.XG]
 

「母さんは
お前を産んで
死んだんだ」



酔って帰ってきた父さんに言われた言葉は
いまでも鮮明に覚えている


いつになれば
忘れられるのだろう

⏰:10/02/16 01:07 📱:D904i 🆔:khE/zqm6


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194