ふわり。

ふわり。
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#1 [チサ] 10/02/20 11:05

　

ふわりと笑う君が好きだから

大事に大事にしたいと思った。

　

#14 [チサ]

　

「せーんーぱいっ」

あの日から彼…高瀬桔平は私を見つける度声を掛けて来るようになった。
他の人のように煩わしさがなくて、不思議な感じ。

今日も立ち入り禁止の屋上で昼食をとっているとドアを開けてニコニコしながら近寄って来た。

　

:10/02/21 15:28 :W64SA :c.mUQ0.c

#15 [

]

かいてぇ

:10/02/22 21:34 :P08A3 :SbvA.j62

#16 [チサ]

　
めちゃくちゃ久しぶりな更新になりました(･ω･;)

返事をせずに弁当を食べ続けると、彼は私の隣にちょこんと腰を下ろした。
近すぎず、遠すぎず丁度良い距離。
高瀬はいつもこの距離を保ってくれる。

触れられることもないし、心地良い距離感が嬉しい。
彼もきっとそうだろう。

入学式には満開だった桜が散っていて、私の弁当箱に入ってきた。

あ、桜

なんて思っていると彼が見つめていることに気付いた。

　

:10/03/22 12:09 :W64SA :lQCrGapA

#17 [

]

更新嬉しいです

:10/03/22 22:45 :P08A3 :VMBVKgeI

#18 [チサ]

　

久しぶりすぎる更新になります(>_<;)
読んでいてくれた方、
本当に申し訳ないです;

　

:10/07/19 15:56 :W64SA :xBGAqh9E

#19 [チサ]

　

「…なに」

見つめられることになれていない私はその視線から逃げるように目を逸らした。
それでも彼の視線を感じる。

「いや…あの」
「なによ、言いたいことあるなら言えば」

頭を掻きながら歯切れの悪い返事をしている高瀬を横目で見ながら返す。

「……………先輩、綺麗だなって」
「は？」

　

:10/07/19 15:59 :W64SA :xBGAqh9E

#20 [チサ]

　
◆

僕が言った台詞にぽかんとしたあと鋭く睨んでくる先輩。

…正直、怖いです。

綺麗だよ。
白い肌も少しキツい目も小さな鼻もちょっと薄い唇も、凄く綺麗。

でも、睨まれるととても怖い。

そんなことを思っていたら気付いたのか気付いてないのかわからないけど、先輩は目を逸らしてから再び弁当に手をつけた。

食べるの遅くて、可愛い。

　

:10/07/22 21:51 :W64SA :NyL8v76M

#21 [チサ]

　

この人はわからないだろうな。

僕がどれだけ先輩が好きで、どんなに一緒にいることが幸せか。

「先輩」

「……なに」

「好きです」

……………あれ？

　

:10/07/22 21:54 :W64SA :NyL8v76M

#22 [

]

更新されてて嬉しいです