嘘吐きベイビー。
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#1 [はにー] 10/03/04 14:43
#50 [はにー]
奈津美は俺が大嫌いな薄っぺらい言葉は絶対に言わなかった。
いつだってほんとに俺と向き合ってくれた。
「渚」
奈津美が俺の名前を呼んでくれるのが嬉しかった。
しばらくして俺は全く喧嘩をしなくなった。白に近くなっていた髪も黒にした。
「なあ奈津美」
「んー?」
「俺奈津美いないと死んじゃう」
「ばっか、それあんな死ぬほど喧嘩してた男の言う台詞じゃないから」
「うん、だからずっと一緒にいよ」
:10/03/18 17:44
:P08A3
:1UjnX0Ug
#51 [はにー]
出会って三ヶ月。
まだ湿り気が残る青空の下で、俺は奈津美と付き合った。
それから、奈津美のご両親に挨拶に行ったり、一緒にご飯を食べたり、付き合う前もしていたけどやっぱり奈津美とずっと一緒にいられる理由を手に入れられたのが俺には嬉しくて堪らなかった。
「奈津美、エッチしよ」
「しねーよぼけ」
「やだやだやだしたい奈津美ちゃんエッチしよー」
付き合う前、俺達は唇を重ねた。
でも、それだけ。唇と唇が触れ合うだけのもの。まあそれが嬉しかったんだけどね。
俺の部屋のベッドの横で雑誌を捲る奈津美に駄々をこねる俺の髪はもう真っ黒だった。
:10/03/18 17:51
:P08A3
:1UjnX0Ug
#52 [はにー]
その日、奈津美と体を重ねた。
奈津美は見た目に似合わず処女で、俺は何だかもう嬉しすぎてよくわからなかった。
「…奈津美」
「ひ、やぁっ…なぎ、さ…あ」
「エロイよ、お前」
「ふざ、け、あっあぁ…」
奈津美の全部が欲しかった。
俺の指の動き1つ1つに敏感に感じる奈津美が愛しくて仕方なかった。
:10/03/18 17:58
:P08A3
:1UjnX0Ug
#53 [はにー]
「ま、って…んぁっ、あ…」
「痛かったら言って」
「ひゃあっ、あぁあっ…だ、め…!」
だめじゃねーよ、ばか。俺の理性ぐちゃぐちゃにして好きで好きで仕方なくさせる女なんかお前しかいねーよ。
この瞬間、俺は誰よりも幸せだと思った。ほんとに。
「なぎ、さっ、あぁ…す、きぃ…」
好きで好きで、好きで好きで好きすぎて仕方なかった。ずっと一緒だと思った。ずっとずっとこうやって幸せでいられると思った。
:10/03/18 18:04
:P08A3
:1UjnX0Ug
#54 [我輩は匿名である]
書かないの?
:10/03/20 21:37
:P704i
:YAXw5Oo6
#55 []
あげ
頑張って
:10/04/03 10:36
:re
:ULpabrAc
#56 [はにー]
>>54>>55遅くなって申し訳ありません
あげて下さってありがとうございます!
少しずつですがまた更新していくので宜しければ続きもよろしくお願いします
:10/04/11 18:50
:P08A3
:XHx/Lbvc
#57 [はにー]
きっとその時が俺の一番幸せだったときだと思う。
大好きな彼女がいて、自分を家族のように想ってくれる人がいて、毎日毎日ほんとに幸せだった。
幸せだった、のに。
「…え」
頭が真っ白になった。
通い慣れた奈津美の家。その日もいつもの時間にいつものように奈津美の家にいった。
ほとんど自分の家には帰らず奈津美の家にいつもお世話になってた。
それが日常だった。
:10/04/11 19:05
:P08A3
:XHx/Lbvc
#58 []
たまたま覗いたら更新されてる
楽しみにしてたので嬉しすぎる
主さん頑張って
:10/04/11 20:03
:re
:☆☆☆
#59 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)
:22/11/02 18:32
:Android
:v6aTTZj2
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