俺、幽者になりました。
最新 最初 全
#1 [聖徳太子(´o`)] 10/04/06 16:41
俺の名前は、鈴木天来。
名前の読み方はてんこだ。
今なにその名前ウ〜ケ〜ル〜とか思ったやつ。
犬のうんこでも踏んで「アーッ!」てなってしまえ。
全力で笑ってやるから。
そんな人の不幸をおかずにしている俺だが
今日、俺は犬のうんこを踏んだ。
#105 [new太子]
「友達なのに何でもクソもないだろ?俺は純粋に鈴木と遊びたいの」
『そうじゃぞ。親睦を深めることは大事じゃテンコ。ショウの気持ちを無下にするな』
「あ、うん」
俺には友達なんて、居たことないし。というか必要ないとさえも思っていた。だからたまに、そうやって平気な顔をして言える酒井が素直に凄いと思う。
あれ、山じい、酒井のことをノラじゃなくてショウって呼んでる。
:11/12/17 14:36 :PC/0 :09cHiXv6
#106 [んぴ]
ぎゃんうける
はよ更新してほしか
:11/12/18 03:52 :F01C :HYhgKPrg
#107 [new太子]
俺は楽しそうにノラクエをプレイしている二人を離れたベッドからただ見つめた。そこに俺は入ってもいいのだろうか。
「鈴木も早くこっち来てノラクエしようぜ」
酒井が振り向いて手招きをする。
「う、うん……て、あれ?なんでお前ら勝手にノラクエやってんの?」
:11/12/18 17:21 :PC/0 :SPo/vcpE
#108 [new太子]
「え?あ〜、お前にはヤキソバクエストやらしてやるから!」
「いやだからヤキソバクエストとかやらないか……」
そこで俺は言葉を断(た)った。
『来たな』
山じいの顔つきも険しいものとなった。どこかで禍々しい霊気を放っているヤツがいる。前の電信柱に居た男とは比べ物にならない霊気だ。
:11/12/18 17:23 :PC/0 :SPo/vcpE
#109 [new太子]
「え、なに?」
「霊を浄化させにいくんだよ。ほらいくぞ酒井」
「お、おう」
酒井はこの霊気を感じていないらしい。5億も変なのが憑いてるから感覚がマヒしているのだろうか。
「「幽霊戦隊チェンジオフ!!」」
:11/12/19 22:04 :PC/0 :pwxFnbU6
#110 [new太子]
割れた窓から俺たちは急いで家を出る。幽体のおかげで空を飛ぶ、というより浮くのがだが、自由自在に飛び回ることが出来るようだ。
『山じい、あの山から強い霊気を感じる』
俺の家からはそう遠くない、山。実際に歩いて行くと1時間程度でたどり着ける。その比較的小さな山にこの霊気を放つ根源があるはずだ。
『うむ。行ってみようぞ』
山じいが頷く。
:11/12/22 19:43 :PC/0 :I5T5QjuY
#111 [new太子]
『おやつって何円までとかある?』
『何で遠足気分なんだよお前は』
俺は横で浮いている酒井を睨んだ。もちろんその視線に気づいた酒井だが怯む様子もなく、ただいつもの調子で微笑み返された。
.
:11/12/26 17:28 :PC/0 :HZhHXvMk
#112 [new太子]
山へ着くと、辺りはすでに夕焼け色に染まりつつあった。霊気の中心部にいるからなのか、妙な静けさを感じる。
『なにもいねえな』
『おかしいなぁ。確かにこの山で感じたんだけど』
『ふ〜ん。じゃあ俺がそいつを呼ぶ』
:11/12/26 17:29 :PC/0 :HZhHXvMk
#113 [new太子]
『酒井にそんな能力あったっけ。あ、そういえば霊を引き付けやすいんだったね』
『鈴木を生贄にする』
『よし。この話はやめよう』
冗談だよ、と舌を出しておとぼけ顔をする酒井に殺意を覚えるのは何度目だろうか。
:11/12/26 17:30 :PC/0 :HZhHXvMk
#114 [○○&◆.x/9qDRof2]
↑(*゚∀゚*)↑
:22/10/20 21:40 :Android :nvDpRiyU
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194