オッサンと高校生
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#117 [c]
「どないしたんやっ!?」
勢いよくドアを開けたあたしに驚いていた
「おばあちゃん…おばあちゃんが‥!」
あたしは気が動転してそれだけを言って走ってマンションを出て、タクシーを捕まえた。
:10/07/27 01:19
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#118 [c]
「××病院!!急いで!!!」
あたしはとにかく願っていた
"おばあちゃん助かって…"
じいちゃんからの電話はこうやった。
おばあちゃんは前々から心臓の病気にかかってたって。あたしは知らんかった。それで今日いきなり倒れて病院に運ばれた。
今日が峠って医者が…
:10/07/27 01:23
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#119 [c]
病院についてあたしは乱暴に札だけ置いて教えてもらった病室へ走った
「おばあちゃん!」
「あ‥や…」
ドアを開けるとじいちゃんが泣き崩れてきた
あたしは今気づいた
ピーーーーという音が鳴ってる
:10/07/27 01:26
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#120 [c]
「うそやろ…??」
「…たった今、たったいまやったんや……」
じいちゃんがあたしの手を強く握った。
その上にじいちゃんの涙が落ちる。
:10/07/27 01:29
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#121 [c]
「おばあちゃん…」
いつもの優しい顔で眠っていた。
「眠ってるだけやん…?
おばあちゃん?なぁ、目覚ましてや…」
何も届くはずもなくて
信じられへんくて
ずっとおばあちゃんの横に座ってた
:10/07/27 01:31
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#122 [c]
何時間座ってたかわからん
「綾一旦家帰りなさい。
また連絡するから」
そうじいちゃんに言われてあたしはじいちゃんの手を握って病院を後にした。
家に着くころには朝方やって、あたしはマンションの屋上へ行った
:10/07/27 01:34
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#123 [c]
おばあちゃん。
お母さん。
唯一あたしの味方でいてくれる人があたしの前からおらんくなる…
あたしおばあちゃんが病気なんて全く知らんかった
いつも優しくて
いつもいつも…
:10/07/27 01:36
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#124 [c]
不思議と涙は出てこうへん
遠い向こうの方から日が昇ってきて、また1日が始まる。
生きる意味がなくなった気がした
「あたし何で生きてんねやろ…」
:10/07/27 01:39
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#125 [c]
「おいおい、飛び降りたりすんなよ?」
…は?
何でいつも現れんの…?
「雅也、何してんの‥?」
:10/07/27 01:41
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#126 [c]
「そらあんな言葉残されたら心配で寝られんわ。
大丈夫か‥?」
そう言って、雅也にギュッと抱き締められた。
「…死んじゃった」
あたしの言葉に抱き締められる力が増した。
:10/07/27 01:44
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