オッサンと高校生
最新 最初 全 
#182 [c]
ーそれからというもの、前と変わらない日常を送った。
学校に行っても、2〜3時間受けてあとは屋上に行く。
もちろん伸もいた
最初は気まづかったものの、伸は今までと変わりなく接してくれた。
:10/08/25 01:23
:P906i
:☆☆☆
#183 [c]
そんな伸の優しさが嬉しかった。
ただ、伸はあたしに一切触れなくなった
恋愛対象に見れなくても、あたしは伸がめっちゃ大事やったから…
どこか物寂しい気持ちもあった。
:10/08/25 01:26
:P906i
:☆☆☆
#184 [c]
あたしはどこまで自己中心的で、
どんなけ必要とされたいんやろ。
それと今までで変わってしまったことが1つある。
“あの日”の夜から変わってったんやろな…
:10/08/25 01:28
:P906i
:☆☆☆
#185 [c]
そう、雅也に告ったあの時から…
なんとなく雅也に避けられてるような気がする。
というか、間違いない
前まではよく朝出る時間が一緒やったのが、一切出くわすことがなくなった。
:10/08/25 01:30
:P906i
:☆☆☆
#186 [c]
これが普通。
だって、高校生が妻子持ちを好きになるなんて
ましてや両想いになることなんてあり得へんはずやから。
諦めるしかない、忘れるしかない
あたしは自分にそう言い聞かせた。
:10/08/25 01:32
:P906i
:☆☆☆
#187 [c]
やけど、やっぱり…
夜は寂しくなる。
あたしは壁に手を近づける
…いや、アカンやろ。
でも…
あたしはいつからこんな恋愛に乙女チックになったんや。
:10/08/25 01:35
:P906i
:☆☆☆
#188 [c]
ごくりと息を飲み、
あたしは手に力を入れた。
“コンコン‥”
壁を優しく叩いてみた。
前に、寂しくなったら叩けって言ってたから‥
:10/08/25 01:38
:P906i
:☆☆☆
#189 [c]
シーンとした部屋であたしは無性に恥ずかしくなった。
「はは、何やってるん。あたし」
壁に背を向けあたしは目を閉じた。
:10/08/25 01:39
:P906i
:☆☆☆
#190 [c]
目を閉じて、すぐやった。
“コン、コン…”
壁の向こうから聞こえた。
まさか?!
あたしはガバッと起き上がって、壁に耳をつけた。
:10/08/25 01:41
:P906i
:☆☆☆
#191 [c]
そしたらもう一回、
“コンコン”って。
なにそれ、
嬉しすぎるわ。
優しすぎる…
あたしは静かに涙を流した。
:10/08/25 01:43
:P906i
:☆☆☆
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