オッサンと高校生
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#58 [c]
少し照れた顔で笑う雅也を見て、あたしは奥さんと産まれてくる子供が羨ましくなった。


こんなに愛されていてー…
「ふふっ。
じゃあね、おっさん」

あたしは少し心が暖かくなるのを感じて、先に部屋へ戻った。

⏰:10/07/04 14:33 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#59 [c]
あたしは、なんとなく持っていたタバコ全てをゴミ箱へ入れた。

雅也の笑顔を思い出すと胸がドキドキして、眠ろうと思っても寝れへんかった




ナニ、コレ………。

⏰:10/07/04 14:36 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#60 [c]
翌朝もまた、ドアを開けるとちょうど雅也がいた。


「あ、おはよーさん。」


「‥おはよ」
ただの挨拶にドキドキしている自分が気持ち悪かった。

と、次の瞬間ー

ガチャッ

⏰:10/07/04 14:39 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#61 [c]
「まあくん、忘れてる!」

お腹の大きな女性が雅也にお弁当を差し出していた。

奥さん…やんな?
めっちゃ綺麗な人で何より優しそうに笑う人やった。


あぁ、夫婦は似ていくんやな。

⏰:10/07/04 14:41 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#62 [c]
「あら‥?新しく入った方?」

雅也の奥さんはあたしに視線を向けた。

「あっ‥」
「そーやで!佐々木綾ちゃん。高校生やってさ!若いよな〜ほんま!」

あたしが答える前に雅也が口を開いた。

「ほんま、可愛らしいなぁ。
綾ちゃんよろしくね」

⏰:10/07/04 14:43 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#63 [c]
朝からほんわかした家庭を見てあたしは、「どうもです」と作り笑顔をした。

そのまま先にマンションを出て、とぼとぼ歩く。


‥ナンデこんなにモヤモヤするん?

⏰:10/07/04 14:46 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#64 [c]
今日も決まって屋上へ行く

やっぱりそこには伸がいた。

「昨日はありがとな。

んっ、」

そう言ってタバコを1本差し出されたけどあたしは断った。

⏰:10/07/05 23:59 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#65 [c]
伸は一瞬首をかしげたけどすぐに戻った

「お前んちのマンション、いーなぁ。俺も住みてぇっ!隣、あいてる(笑)?」



「と、となりは…
新婚さんがもう住んでるから無理やで。」

「チェック早いな〜!
なんなん?カッコいいやつなんか?」

⏰:10/07/06 00:01 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#66 [c]
伸の問いかけに

「ちがうし!ただのオッサン!!!」

普段あまり声を張り上げないあたしが倉庫響くくらいに声を出した。

「んだよ、冗談やって!
…それともまさか‥?」

伸は( ´ー`)こんな顔であたしを覗き込んできた

⏰:10/07/06 00:04 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#67 [c]
「一生だまってろ、ばか。」

あたしは一発殴って屋上を出て行った。

⏰:10/07/06 00:05 📱:P906i 🆔:☆☆☆


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