オッサンと高校生
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#282 [c]
ソファーに座る雅也へコーヒーを入れる
こんな普通のことでも、あたし達は日常では出来ないから…
愛する人へコーヒーを入れる幸せを、噛み締めた。
「ハイ」
「おっ、ありがとーな!」
:10/09/11 02:55
:P906i
:☆☆☆
#283 [c]
「あぁ〜…」
「えっ、なに?」
「綾の入れるコーヒーって、上手いよな!初めて飲んだときから思っとった。
あ〜毎朝飲みてえ…」
……嬉しかった。
めっちゃ嬉しくて、
涙が出そうになった
でもな?雅也‥
:10/09/11 02:57
:P906i
:☆☆☆
#284 [c]
「そんなん言ったらあかんでっ!あんな綺麗で優しそうな奥さんに失礼やろ〜?」
あたしは精一杯笑って言った。
そのすぐ後には抱き締められてた
「ごめん」
雅也の声が耳元で聞こえる
:10/09/11 03:00
:P906i
:☆☆☆
#285 [c]
「そんなん言わせて、ごめん…」
…雅也の気持ちが痛いほど伝わってくる。
あたしが選んだ恋やもん
「大丈夫やで、あたしは。それより…」
「…?」
そっとキスをする
:10/09/11 03:02
:P906i
:☆☆☆
#286 [c]
「早くこうしたかってん」
…ってこんな恥ずかしいこと言ったことないのに。
それからあたし達は
限られた時間の中で
いっぱいいっぱい、
愛し合った…
:10/09/11 03:04
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#287 [c]
愛を確かめても
好きと言われても
あたしはすぐに奥さんの顔が浮かんだ。
ただ好きなだけやのに。
あたしだけの雅也になってほしい…無理な願望。
不倫って‥自分の好きな人に大切な人がおるって、
こんなにも辛いんや。
:10/09/11 03:07
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:☆☆☆
#288 [c]
それでも触れられた体は更に熱を持ち、冷めないようにあたしは静かに服を着ていた。
なぜなら数秒前に奥さんから雅也に電話がかかってきたから。
「あぁ、うん」
「ちょっとコンビニまで来てるねん」
「うん。じゃあ‥」
:10/09/11 03:11
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:☆☆☆
#289 [c]
雅也はそう言い、電話を切った。
「ごめん、そろそろ…」
雅也には帰る場所があって
待ってる人がおる
奥さんのことを考えたら尚更こんな関係、絶対にあかんけど…
でもあたしは自分の気持ちのが上回っていた。
:10/09/13 01:17
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#290 [c]
立ち上がる雅也の背中、
…帰ってほしくない
そばにいてほしい
少し前まであたしは雅也とちょっとでも一緒にいれたら良かった。
良かったのに、今では欲が出てしまう
:10/09/13 01:19
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#291 [c]
“帰らんといて”
そんな言葉言えるはずもなく、あたしは雅也を見送った。
そして今日も雅也の体温を思いだしながら眠る。
:10/09/13 01:20
:P906i
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