オッサンと高校生
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#284 [c]
「そんなん言ったらあかんでっ!あんな綺麗で優しそうな奥さんに失礼やろ〜?」


あたしは精一杯笑って言った。


そのすぐ後には抱き締められてた

「ごめん」

雅也の声が耳元で聞こえる

⏰:10/09/11 03:00 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#285 [c]
「そんなん言わせて、ごめん…」


…雅也の気持ちが痛いほど伝わってくる。
あたしが選んだ恋やもん


「大丈夫やで、あたしは。それより…」

「…?」


そっとキスをする

⏰:10/09/11 03:02 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#286 [c]
「早くこうしたかってん」


…ってこんな恥ずかしいこと言ったことないのに。




それからあたし達は
限られた時間の中で
いっぱいいっぱい、

愛し合った…

⏰:10/09/11 03:04 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#287 [c]
愛を確かめても

好きと言われても


あたしはすぐに奥さんの顔が浮かんだ。

ただ好きなだけやのに。
あたしだけの雅也になってほしい…無理な願望。

不倫って‥自分の好きな人に大切な人がおるって、


こんなにも辛いんや。

⏰:10/09/11 03:07 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#288 [c]
それでも触れられた体は更に熱を持ち、冷めないようにあたしは静かに服を着ていた。



なぜなら数秒前に奥さんから雅也に電話がかかってきたから。


「あぁ、うん」
「ちょっとコンビニまで来てるねん」
「うん。じゃあ‥」

⏰:10/09/11 03:11 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#289 [c]
雅也はそう言い、電話を切った。


「ごめん、そろそろ…」


雅也には帰る場所があって
待ってる人がおる


奥さんのことを考えたら尚更こんな関係、絶対にあかんけど…

でもあたしは自分の気持ちのが上回っていた。

⏰:10/09/13 01:17 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#290 [c]
立ち上がる雅也の背中、


…帰ってほしくない
そばにいてほしい



少し前まであたしは雅也とちょっとでも一緒にいれたら良かった。

良かったのに、今では欲が出てしまう

⏰:10/09/13 01:19 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#291 [c]
“帰らんといて”




そんな言葉言えるはずもなく、あたしは雅也を見送った。

そして今日も雅也の体温を思いだしながら眠る。

⏰:10/09/13 01:20 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#292 [c]
雅也と関係を持ってから、ちゃんと授業を受けるようになった。

たまには伸とサボるし、

やっぱり友達はできひんかった。


そんな高校生活最後の夏休みが始まった。

⏰:10/09/13 01:25 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#293 [c]
終業式を終え、家に帰るとちょうど雅也の奥さんがいた。


「あら〜綾ちゃん!
今帰り?」

「あ、こんにちは。
そうです」

「ねっ、良かったらうちで一緒にお昼食べへん?」

「えっ?
いや〜…あの…」

⏰:10/09/13 01:28 📱:P906i 🆔:☆☆☆


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