【統合】ファンタジーなおしりH
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#352 [サぉ◆Peach..7LM]
セリスはその見覚えのある人影に近付いて行った。
「セリス隊長!」
「先輩!」
なんとその人影は捕まったはずのエイミーとティナだった。
「エイミー!ティナ!…二人とも無事だったのね!本当に良かった…。」
:11/03/29 15:40
:P04B
:☆☆☆
#353 [サぉ◆Peach..7LM]
しかし、彼女達は冷たい表情でセリスに思いもよらない言葉を吐き捨てた。
「何が良かったよ!アンタのせいでアタシ達がどれだけ辛い目に遭ったと思ってんのよ!」
「え…?エイミー…。」
「そうよ!アンタがあの時ちゃんとした指示さえ出していればこんなことにはならなかったわ。よくそれでアタシ達に顔を合わせられたもんね。」
「ティナ…そんな…ごめんなさい…ごめんなさい…うぅっ…」
:11/03/29 15:42
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:☆☆☆
#354 [サぉ◆Peach..7LM]
セリスは二人の余りにも痛烈な言葉に泣き崩れた。
「泣けば済むと思ってんの?」
「アンタのムカつく顔なんか見たくないわ!さっさとどっか行ってよ!」
「そ、そんなこと言わないで!うぅっ…許して…お願い許して!」
セリスはティナの脚にしがみついて泣きじゃくった。
:11/03/29 15:43
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:☆☆☆
#355 [サぉ◆Peach..7LM]
「そんな簡単に許すはずないでしょ。」
そう言うとエイミーはセリスの両腕を取ってうしろに縛った。
「エイミー…どうするの?」
「黙ってなさいよダメ隊長!」
そしてティナはセリスの脚を縛り、四つん這いに固めた。
「ティナ…」
:11/03/29 15:46
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#356 [サぉ◆Peach..7LM]
「もうアンタに用はないわ。ここで獣の餌食にでもなればいいのよ!」
「そうよ!いいきみだわ!アーッハッハッハッ!」
二人の高笑いがセリスの心に直に突き刺さる。
「そんな…いやぁ!!」
…………………………………
……………………
…………
:11/03/29 15:47
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:☆☆☆
#357 [サぉ◆Peach..7LM]
どれだけ涙を流しただろうか…
セリスは目を開けて辺りを見回すとすでに二人の姿はなくなっていた。
「ティナ…エイミー…私を置いて行かないで…一人にしないで…」
セリスの精神状態は崩壊しかけていた。
:11/03/29 15:48
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:☆☆☆
#358 [サぉ◆Peach..7LM]
「ヒッヒッヒ…どうじゃった?楽しいものが見えたじゃろう?」
セリスはその声にハッと我に戻った。
「お前は…!」
セリスの目の前には幻術士が立っていた。
「ワシの考案したメダパニパニックはただのメダパニとは訳が違う。強力な幻覚作用の後は身体が痺れて動けなくなるのじゃ。ヒッヒッヒ…」
:11/03/29 15:55
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#359 [サぉ◆Peach..7LM]
「私が見ていたのは幻覚…?」
「そうじゃ。この魔法をかけられた者は自分の一番恐れている幻覚を見る。お前のような気丈な女が脆く泣きわめく姿を見るのは最高じゃよ!ヒーッヒッヒ。」
「何て最低な奴…。」
「安心しろ。モンスターの精子漬けになったティナやエイミーとじきに会えるじゃろう。ヒッヒッヒ…」
「貴様…」
:11/03/29 16:06
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#360 [サぉ◆Peach..7LM]
「最高にいい気分じゃ。人間の中で最も強い者がワシに手も足も出せんのじゃからのぅ。ヒッヒッヒ!」
おばけきのこはゆっくりとセリスに近付いていく。
「くっ…身体が動けばこんな奴!」
セリスはもがこうにも身体に一切力が入らなかった。
「お前を城に連れて行く前にお互いスッキリしようじゃないかい…ヒッヒッヒ…」
:11/03/29 16:12
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#361 [サぉ◆Peach..7LM]
幻術士は四つん這いのまま動けないセリスの後方へ回った。
「貴様!何をする気だ!」
「ムフフフ…ムチムチのお尻ちゃん…たまらんのぅ!

」
ヨダレをたらしながら幻術士はセリスのお尻に抱き着いた。
「きゃっ!な…何のつもりだ!離れなさい!」
「ムホホッ…

」
(モニュッ

モニュッ

モニュッ

)
:11/04/05 12:37
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