忘れないから
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#1 [ュィ] 10/09/23 01:53
初めて書きます^^
下手ですがよろしくお願いします。

#18 [ュィ]
『なら殺してよ』

思いもよらぬ返答に結城は手を緩めた。

『あたしには怖いもんなんかないの。死ぬことでさえね』


怜奈は一服、二服すると再び煙草を灰皿にしまった。


『じゃあね。はげ‥とオマケ』

怜奈は微笑し去っていった。

⏰:10/09/23 02:40 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#19 [ュィ]
『なんだあの女!!あちーし!』

怜奈が去ると太一が我に返って怒り始めた。

『‥本当‥‥なんだあいつ』

結城は怜奈の冷たい顔が頭から離れなかった。

⏰:10/09/23 02:41 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#20 [ュィ]
『結城ぃ〜‥アンッ気持ちいぃ〜』
『‥うっ‥‥やば』
『‥結城‥‥?もぅイッタの?』


結城は無言で凜から離れ、後処理をしていた。


あのクソ女‥

結城は怜奈に対する怒りが収まりきらずにいた。

あのあと、結城は太一と別れ、セフレの家に行っていた。

『‥もう終わりぃ?』
『あぁ。』
『凜イッてないよぉ?』
『知らねーよ』

結城が睨むと凜は一瞬ビクッとした。

これだよこれ。
女はこうでなくちゃおかしい

結城は納得していた。

⏰:10/09/23 02:53 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#21 [ュィ]
結城は自分の服を整えた。

『お前、俺が怖いか?』
『当たり前じゃん♪結城はこの辺1の不良だもん♪』

怖い は結城にとっては誉め言葉だった。
誰も逆らえない、絶対服従。
結城にとってそれは快感であった。

『ならいい。』

それだけ言うと凜の部屋をあとにした。

⏰:10/09/23 02:56 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#22 [ュィ]
それにしてもあの女。
俺が怖くないだと?

ふざけやがって。


結城は歩きながらそんなことを考えていた。

⏰:10/09/23 02:58 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#23 [マフィン@]
楽しみです!更新頑張って下さい!

⏰:10/09/23 17:05 📱:auHI3H 🆔:☆☆☆


#24 [ュィ]
ありがとおございます。
少し更新します。

⏰:10/09/25 01:55 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#25 [ュィ]
『あ。』

思わず声にでた。
その視線の先には怜奈。
と幼い子ども。


『はい、見つかってよかったね』
『うんっ!お姉ちゃんありがとう。お姉ちゃんお目目きれいだね!外人さんなの?』

『お姉ちゃん宇宙人なの』

『うそだぁ!パパがね、宇宙人はいないって言ってたもん。お姉ちゃん変なの〜』

怜奈は笑っていた。

あいつあんなふうに笑えるんだ。
結城はそう思い怜奈を見ていた。

⏰:10/09/25 02:01 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#26 [ュィ]
『ばいばい!もう落としちゃだめだよー』

幼い子どもは笑いながら怜奈に手を振っていた。


『あのコえらいねぇ。二時間もあの女の子と一緒に何か探してたよ。』

近くにいた老婆が関心そうにつぶやいた。

⏰:10/09/25 02:03 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#27 [ュィ]
ふいに怜奈と目が合う。

『見てんじゃねーよ。ハゲ』

アイスドールに戻った。

『お前暇だな。あのガキの捜し物かしらねーけど』


怜奈は無視して、その場を去った。

⏰:10/09/25 02:04 📱:N02A 🆔:☆☆☆


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