現実逃避の危険
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#1 [ツナ缶] 10/10/18 01:12
#8 [ツナ缶]
「ヒドくね?」
うん、ヒドいよね、僕。
僕もそう思う‥‥‥
「‥‥?」
「はよ、」
「えっ!?あっ!お、おはようっ」
「ん。」
あ、笑った‥
クシャっと僕の髪を撫でて戻って行く平君
「今日も暑いなぁ」
なんて、もう涼しい秋。
‥顔、きっと赤い。
:10/10/18 02:12
:SH01B
:☆☆☆
#9 [ツナ缶]
仲良くなるのに時間はそんなにかからなかった。
だって、元から平君をスキな僕だ。すごく懐いて、すごくスキで、ただ君と毎日目が合って、話せて、それだけで、もう‥。
「たぁらっ」
「ん?どしたハル」
すごいでしょ、僕は「たぁら」って呼んで、たぁらは「ハル」って呼ぶの
すごく、すごく嬉しい。
:10/10/18 02:20
:SH01B
:☆☆☆
#10 [ツナ缶]
「あ、飴食べるっ?」
「いんない。」
「そっか、」
欲しい欲しいと周りにいた子達が声を上げた
ちっちゃい棒付きのキャンディ、みんなにあげちゃった。
失敗、たぁらは甘いの嫌いみたい。
うん、今度はスルメとか。
「ハル」
「なにっ?」
「ちょーだい」
「‥‥?」
:10/10/18 02:26
:SH01B
:☆☆☆
#11 [ツナ缶]
「あーめ」
あ、もうないや‥
「ごめん、もうない。あ!明日買ってくるね」
「ちょーだい、ハル」
そう言うと僕が食べていた飴を手から取ってパクっと口に入れた。
「‥あま。」
ブワッと顔に熱がこもる。
甘い甘い飴。
甘い甘い僕の想いも飲み込んで、君の心に届いて。
:10/10/18 02:35
:SH01B
:☆☆☆
#12 [ツナ缶]
いっぱい話して、いっぱい笑って
君のいろんな顔を見て、また恋をした。
恋は盲目
ゆっくりと雨雲は近づいていたんだね
誰も居ない教室に僕は呼び出されていた
クラスの違う、たぁらのお友達さん
何で笑ってるのか分からない、怖い‥
「ハルちゃん」
ゾクっとした。その名前で呼ばないで。
「ハルちゃんはさ、隼人の事好き?勿論、俺らは大好きなんだけどー」
普通だ、普通に言えばいい友達のそれらと何ら変わりない好きの部類だと
「‥す、スキだよ」
「ダメだよ」
―‥え
「重すぎる。‥‥‥って、顔真っ赤すぎでしょ!」
ケラケラ笑う目の前の人達、ねえ、何が可笑しいの
:10/10/18 03:14
:SH01B
:☆☆☆
#13 [ツナ缶]
「はいはい、ネタばらしね〜。賭けみたいなもんだよ。隼人は男も落とせるか」
何を言ってるの
「全部演技だから、周りにいる奴らも何にもしなかったろ?みーんな知ってたから。ふつーに隼人いなかったらハブられてるからお前」
ああ、まだ殴られる方がマシだったかなあ
案外頭は冷静みたいで
ズキンズキンと胸の痛みがひどいなと分かった
「ハルちゃんわかりやすすぎ、ゲーム終了。迷惑だから隼人に関わんないでね〜」
:10/10/18 03:24
:SH01B
:☆☆☆
#14 [ツナ缶]
ゲームかぁ、演技かぁ
そっか‥そっか
ぽたぽたと落ちる涙、僕は声も出さずにただただ涙を流していた
「よ、ハル」
次の日、僕が一人で昼食をとっていると、ひょっこりたぁらが顔を覗き込んできた
「あ、おはよう。‥今来たの?」
「ん、遊んでた」
いいなぁ、僕とも遊んでよ。なんてね。
いいよって笑って言ってくれるのかな。
あ、でも演技とかやだなぁ、それとも突き放されてしまうのかな。
どっちも嫌だなぁ。
机の上にひろげただけのお弁当は全然減らなかった
:10/10/19 19:58
:SH01B
:☆☆☆
#15 [ツナ缶]
「‥ね、ねぇ」
「ん?」
「僕とさ、話すの‥ヤじゃないの?」
触れてはダメな事
でも、僕の頭の中に響くんだ
「嫌じゃないよ」
「な‥んで」
ゲームなんだよ、演技なんだよ
響いて、声が震える
:10/10/19 20:11
:SH01B
:☆☆☆
#16 [ツナ缶]
「何でって、何、俺と話すの嫌なの」
「嫌なわけないっ!」
「それと一緒」
一緒‥一緒って
ねぇ、たぁら。僕は君が好きだからなんだよ。
ちっとも一緒なんかじゃない。
でも、君がそう言ってくれるなら、そう言ってくれるまでは
お願い、側に居させて。
瞳に溜まった涙を零す前にサッと手の甲で拭い取った
「たぁら、卵焼き食べる?」なんて、ちょっと赤い目を伏せて聞く僕はとても弱虫だ
:10/10/19 20:23
:SH01B
:☆☆☆
#17 [ゆい*゚]
メッチャ切ないっ!!
続き読みたいですヘ
頑張ってください^^
:10/11/05 18:43
:auSH3H
:☆☆☆
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