さよなら〜はじまりの詩〜
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#1 [主] 10/10/24 08:59
 
初めまして、作者です。

恋愛小説を書きたいと思います。

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#49 [主]
 
「あんたなんでいつも一人なの?」

「なにが?」

一人は大好きだけど普段学校にいるときは姫菜がいるし、圭吾だって話しかけてくる。

あと数人だが良く話しかけてくるから学校でいるときは一人ではないと思う。

「違うよ、気持ちの面だよ。」
 

⏰:10/10/26 05:08 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#50 [主]
 
「気持ち?」

「そう。俺が見る限り誰にも心を開いていないよな?
見る限りって言ってもホントたまにだけど。」

どうしてこの人にはそんなことがわかるのだろう。

逆に私は見かけたことすらなかったのに。

「今日もそうだったじゃん。」
 

⏰:10/10/26 05:11 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#51 [主]
 
「あの男、あんたとかなり親しいんだろ?」

あの男…圭吾か。

「別に親しくなんかない。」

私には何もいらない。

何も。

あの時に私は決めたんだ。

もう二度と人を求めないことを。
 

⏰:10/10/26 05:13 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#52 [主]
 
≪二章 色づき≫

「ふぅ、よくわかんねぇ。」

あいつを下の階まで見送り、誰もいない自分の部屋に戻り、ため息をつく。

俺があの女を見かけたのは去年の冬。

友達に一年に凄い美人がいると言われて興味がわいたので見に行った。
 

⏰:10/10/26 05:17 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#53 [主]
 
俺が一年の校舎にいくと<キャー>という声が上がる。

自慢じゃない…自慢か。

どっちでもいいが俺はこの顔のおかげで女に困ったことがない。

この学校の美人と言われる奴も片っ端から食ってきた。

一年にそんな美人がいたことは盲点だったな、と思い見に来た。
 

⏰:10/10/26 05:21 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#54 [主]
 
教室をのぞいた瞬間誰のことかすぐにわかった。

教室の中でも一際違うオーラ?を放っている女がいた。

確かにかなり美人だった。

ただそれ以上に気になったのが彼女の目だった。

なんていうのかわからないけど凍りついている。

笑顔を作っていても目だけは笑っていなかった。
 

⏰:10/10/26 05:35 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#55 [主]
 
その日から学校で見かけるたびになぜか目で追ってしまう自分がいた。

こんなの初めてだった。

今までどんな美人がいたとしてもそんなことはなかった。

事実、あいつ以上の女だっていたのに。

あの目だけは忘れられなかった。
 

⏰:10/10/26 05:38 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#56 [主]
 
いつもあの目は笑っていない。

よく違う男が隣を歩いてるが、その時は笑顔すら見せてないようだ。

後から連れに聞いたら誰からの告白も受け入れているみたいだ。

そしてすぐ別れて、違うのと付き合う。

だったら初めから付き合わなければいいのに。
 

⏰:10/10/26 05:47 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#57 [主]
 
そしてそれから何もなく三年に上がり、相変わらず何もない日が続いていた。

そして今日、朝から屋上で一人隠れて寝ていたら屋上の扉が勢いよく開いた。

何事かと思ったらあいつがいた。

そしてあの出来事。

初めてあいつが感情的になったところを見た。
 

⏰:10/10/26 05:54 📱:PC 🆔:N3E0QIYo


#58 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age

⏰:22/10/04 18:58 📱:Android 🆔:nH.OoPsQ


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