みてはいけない。
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#132 [作者 きぃ]

「あー」と皆が思い出した。
私も思い出した。

確かに私も気になっていた。
“俺の連れが危ない所だった”みたいなこと書いてたような

七「あーあれ…何、聞きたいの?」

七瀬が無表情のまま話しだした。

皆は「うん」と返事する。

七「一年前にね…」

七瀬が真剣な顔で話した。

⏰:10/11/23 23:02 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#133 [作者 きぃ]

<七瀬side>

一年前…
思いだしたくもないあの日…

-一年前-

俺はどこにでもいる
20歳の大学生だった。
学校も楽しかったし、
ダチだってそれなりにいた。

けど、そんな平凡な日々は
地獄へと変わっていった…―――

⏰:10/11/23 23:10 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#134 [作者 きぃ]

俺はある一人の奴に出会った。

河村翔。
転校生で良い奴“だった”。

優しかったし友達思いで
人気者“だった”よ。

けど、ある日突然あいつの性格が一変したんだ。

「うっせぇ!!」
「触んなっ!!」
「見んじゃねぇよ!!」

⏰:10/11/23 23:17 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#135 [作者 きぃ]

誰も話してない、
誰も触れてない、
誰も見ていない、

誰もあいつに
何もしていないのに、
あいつは大きい声で
喋りだすんだ。

皆あいつを恐れた。
精神科に行ったほうがいいと
皆が思った。

こーなっていくと
河村翔は学校に来なくなった。

俺は少し心配になり、
河村翔の家に行った。

これから起こることも知らずに…

⏰:10/11/23 23:23 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#136 [作者 きぃ]

―ピンポーン…

……しーん…

七「いねぇのか…?」

俺は扉の取ってを軽く引いた。

―ギィ…

嫌な音がなりつつも扉は開いた。

中誰かいるのか…?
ならさっきチャイムを
鳴らした時に来るはず…
泥棒とか入ってんのか?

色々不安になったが、
中を入ることにした。

⏰:10/11/23 23:31 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#137 [作者 きぃ]

七「おじゃまします…」

―ギィ…ドン…

扉が締まり、中に入った。

七「翔ー?いんのかー?」

誰もいねぇのか…?

階段があったから
二階に行く事にした。

ギシ…ギシ…

床に嫌な音が鳴る。

⏰:10/11/23 23:35 📱:N04A 🆔:vISilKg.


#138 [作者 きぃ]



「…ふ…ふふっ…」


七「……っ!?」

どこからか、薄気味悪い
笑い声が聞こえた。

七「し…翔…?」

ぃや…絶対翔じゃねぇ…

分かっているのに
どこかで違ってほしい自分がいる。

⏰:10/11/24 20:32 📱:N04A 🆔:jO/aMryY


#139 [作者 きぃ]

七「しょ…翔だよな…」

「ふふふ…ふふっ…」

何度呼んでも、
薄気味悪い笑い声しか
聞こえなかった。

俺は怖くなり、少し開いている
ドアの隙間を覗いた。


七「翔……っ!!!」

翔…なのか…?
俺は目を疑った。

⏰:10/11/24 23:19 📱:N04A 🆔:jO/aMryY


#140 [作者 きぃ]

ドアの取ってを静かに触り、
静かに開けた。

―キィ…

音が鳴っても翔は振り向かない。

静かに部屋に入った。


七「翔…何してんだ…」

翔の目は携帯一点しか見てなくて
ぼーっとしてて
もう死んだような顔をし
頭から血が流れていた。


俺は背筋から鳥肌がたった。

⏰:10/11/25 22:19 📱:N04A 🆔:okHbI3.s


#141 [作者 きぃ]

七「翔…?」

「‥‥‥‥‥」

七「翔」

「‥‥‥‥‥」

何度も翔を呼び掛けたが、
翔は携帯をカチカチと
指で動かすだけだった。



沈黙が流れていくと
翔が沈黙を先に破った。


「ふ‥ふふっ‥七瀬…」

⏰:10/11/25 22:24 📱:N04A 🆔:okHbI3.s


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