仮面≪BL≫

※注意※

･BL(ﾎﾞｰｲｽﾞﾗﾌﾞ)です｡
苦手な方､嫌悪感を抱く方はｽﾙｰして下さい｡

･感想版は作成しておりません｡コメントがもし増えそうなら立てさせて頂きます｡

･自己満です｡

快｢タメって……同じ仮面の色だし､こんな時間にここに居るって事は大体遅刻とか何かでしょ??｣

俺がそう言うと

男｢あっそうか､そうだね｡｣

と､俺の頭をｸﾞﾘｸﾞﾘと撫でながら言ってきた｡
俺と身長変わらないのに……｡
その後自分達のｸﾗｽには行かず､学校を探検した｡

とてつもなく広いから､探検しがいがあった｡

しばらく２人で探検していると

快｢ねぇ､あそこなんだろう…｣

そこは案内書にも載っていない南京錠で閉ざされている扉｡

どの部屋も教室も天井もガラスも煌びやかな装飾がしてあり
とてもｷﾗｷﾗしていて､男子校と思えない程綺麗だった｡

だから余計この扉が浮いて見える｡
別にその扉を隠している訳でもない､長い廊下の奥にその扉があった｡

男｢なんだろうね､すんごくシンプル｡｣

そう､他の扉の装飾はすごいのに､この扉は何もされていない｡

ただ全然開けてないのか南京錠には､埃が被っていた｡

男｢なぁ､それより屋上行ってみようよ!｣

俺はこの扉が気になったが､誘われるがまま屋上へと足を運んだ｡

男｢全然ダメ､､あﾞかﾞなﾞいﾞ｣

２人で力を合わせても､屋上のドアは開かなかった｡

男｢ちょっと､きゅーけー｡｣

探検で疲れたのか､男は階段に座った｡
俺も疲れてたから､隣に座った｡

男｢ねぇ､君の名前教えてよ｡｣

そう言えばお互い自己紹介をしてなかった｡
名札には､下の名前しか書いてないからな｡

男｢俺は､吹山陵｡君は?｣

快｢俺は､神藤快｡｣

陵｢ふぅーん……快ちゃんね!
宜しく!!｣

最初はどうなるかと思ってたけど､少しは普通の学生生活が送れるかな………｡

これから起こる楽しい学生生活に胸をワクワクさせながら､俺は陵と握手をした｡

これが終焉へと続く始まりだった…―――｡

―――――――――――………
―――――――――…………

―――――――……………
陵｢ねぇ､快ちゃん俺の話聞いてた??｣

快｢――っふぇ?!｣

我に返った俺は､陵の大きな声にﾋﾞｯｸﾘして､変な声を上げた｡

陵｢だからさぁ､人気投票の話｡今日入学式の時に決まるって行ってたでしょ｡｣

人気投票の話何かするから､陵と会った時の事を思い出したのか…………｡

陵が言う人気投票には､
それはそれは重大な事が含まれている

つまり､人気投票=生徒会役員
って訳｡

俺が､1年の時に生徒会になったのもこの人気投票のせい｡
生徒会になんてなるつもりはなかった｡
静かに､学生生活をして普通に就職､28歳位で結婚して､綺麗な奥さんと子供2人と幸せに暮らす｡
これが俺の飾りっけなしの幸せ計画｡普通が一番!

>>34

訂正

吹山陵 ×
湖賀陵 ○

快｢陵､めんどいから俺ここにいる｡｣

こんなに天気がいいのに
体育館に行ってめんどくさい集会何てやってられるか｡

陵｢ダメだよ､さっきも言ったっしょ?生徒会役員が決まるんだよ?会長が決まったらその場で今の会長とチェンジして進行しなきゃいけないんだよ??快ちゃんがいないと進行出来ないじゃんよ!｣

快｢おぃ……､何でそこで俺が出てくるんだよ｡
俺は生徒会長なんてやらないから｡｣